アラン・ギヨタンと傀儡の関係について
アランは人の舌を切るような人物には思えない。人間が人間を造る行為も禁忌。
では機械に「機械で人間を造れ」という命令を与えていたらどうだろう?人間の理性で制御しきれないものは信じないが、機械なら信じられる。特令172号執行チームのように、彼が去っても命令を守り続けることが可能。
アランならわざわざ他人の研究資料を奪わなくとも思考能力を持つ機械を造ることは可能。そして、人間が人間を進化させることはルネの実験で失敗した。人間が人間を創造しようとしたら魔物が生まれた。となると、彼なら人間の進化よりも機械の進化を望むのでは?「人間が造れる」という進化を。
「魂を機械に移す」これは危険だし人間の進化に値するため、アランがするとは思えない。魂を移すのが成功していたのであれば、今更研究者たちはそのような研究や思考能力を持つ研究はしない。ましてやファデュイに支持されるはずもない。故に、傀儡はアランではなく、アランに与えられた使命を持つ機械の方が可能性があると思う。
傀儡は自分の研究以外には興味がない。それはアランに与えられた「使命」だからではないだろうか。だから大量の廃品が出るのでは。タルを殺したそうな目で見てくるのは、タルが傀儡と同類の機械・遺跡守衛を壊したからではないだろうか。