日記の続き
で、二作目の予告篇が流れる段になってバーンとカラーになる。探偵事務所からファッション、車、アクション、ノリにノッている永瀬正敏までとにかくかっこいいもので画面を埋め尽くすぞという気迫に満ちていた。星野と一緒に事務所へ忍び込むシーンなど、ちょとギャグだろというくらいスパイ的な小道具も使ったワクワクするシーンだった。全部がかっこよさに奉仕しているために、たとえば男性キャラクターは多様さに富んでいて趣味がいいのに女性キャラクターは平板な感じがする(濱マイクの友人をのぞいて、妹と王白蘭はどちらも一途に男性を心配するだけで彼らの戦いに関わることはない。男性キャラクターが危険に身を投じる前、後ろ髪をひかれながらも最後は捨て置いていく”大切なもの”でしかない)など不満もあった。でも面白かったし、残りの二作も劇場で観たい。