またこうやって「がんばったけど閉店してしまった街の本屋エモい」と「ネットや電子書籍の発展で云々」の合わせ技1本で「大人として果たすべき責任=政治や社会をまなざして必要な批判をすることから逃れる言い訳にしちゃう」ことを許す記事を、業界ライターは書いてしまうのであった。

私たちはこんなにがんばっている!でも報われない!(その健気さがエモい!)
私たちはこんなにがんばっている!でもネットや電子書籍には勝てない!(紙の本こそ素晴らしいのに......)

みたいなエモさとノスタルジーによって「出版業界人である以前に人としてすべきこと=政治や社会に責任を持つこと」から目を背けてしまうのが、この業界の「カリスマ」たちなのである。そりゃこの20年で衰退するよね。「社会をまっとうなものにする」という観点がまったくないんだもん。

webronza.asahi.com/culture/art

フォロー

閉店する本屋の名前が変わるだけで、書いてある中身はまったく同じ、そんな記事をもう100本は読んできた。そしてそんな記事を批判的な視点を一切挟まずに投稿・拡散する業界人たちも、同様に何遍も見てきた。基本的にそのメンツは変わらない。本の世界だけに閉じこもって生きることをやめてほしい。

ログインして会話に参加
Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。