〈部屋とYシャツと私〉の怪 https://keroldanvers.theletter.jp/posts/95649930-79ae-11eb-8ead-57a0db932cac #ホルガ村カエル通信
あんまり読まれてないんだけど、〈部屋とYシャツと私〉について、3年近く前に書いてまして…。
仕事の合間にちらっとツイッタ見たらTLでこの歌の話をしている方がいて、なんでなのかわからないけど、とりあえず、自分の書いたヤツ読み返してみたら、そこそこ面白かった。
"なんだよ、悪魔の生け贄にしねーのか、つまんねーな…"とか、他の人は言わなそうなこと書いてるので、読んでみてね。
『哀れなるものたち』映画と原作の話
アラスター・グレイ『哀れなるものたち』(高橋和久訳)読了。
「映画は一番肝心なラストが原作と違う」と言っている方がいたので、原作を読んでみた。
私の感想としては、そこはそれほど重要ではないんじゃないかなぁ〜と。
確かに「原作と違う」けれども、なんせ「変な構造の本」なので、何が「本当のラスト」なのか、ここは解釈が分かれるところじゃないかという気もするし、ヨルゴス・ランティモスの映画は原作のエッセンスのある部分をとてもうまく抜き出した翻案になっているな、と思う。
あと、あの「のぞき穴からみているようなカメラワーク」は、あの映画も数ある語りのひとつであって、絶対的な事実など実は誰にもわからないってことかもね、と思うなど。
https://keroldanvers.theletter.jp/posts/28ac91c0-cc61-11ee-9394-0fb1e672873d
原作を読む前に書いた感想というか、映画の感想はこれ。
カエルのおすすめ:『マッドマックス:フュリオサ』Furiosa: A Mad Max Saga https://keroldanvers.theletter.jp/posts/0656d140-209d-11ef-86fc-511762875ef8 #ホルガ村カエル通信
ニュースレターを配信しました。ネタバレほぼなしで『フュリオサ』を全力でおすすめしています。みんな、劇場に駆けつけて観よう💪
デフ・レパードのすごさを勝手に語る対談の最終回を公開しました。
読んでね〜。
https://note.com/gohstofcain/n/n7ae7748c697a?sub_rt=share_pb
https://www.cinematoday.jp/news/N0143271
"一人の少女が暴力の支配する男性原理世界に無理やり放り込まれて過酷な体験と共に成長する、という物語ですから、どのように、どこまで表現して良いのかはかなり話し合った点です。"
映画にはタネとシカケがある
逆に言うと、「映そうと思っていないものが映ることはない」んだよ。特にセット撮影しているものについては、映っているものは全て計算されている。マッドマックスはアクションシーンが割とはちゃめちゃなのだけど、画面がごちゃごちゃし過ぎて何が起きているかわからない!とまではならないようにきちんと計算されている。当たり前のように観ているけど、それはすべてタネとシカケがあるわけだよ。だから、キモいおっさんが裸の女の絵を描いている"だけ"にも見えるあの場面で、なぜあの絵なのか、にも意味はある。そういうところをね、評論家には解説して欲しいわけだよ、一般人は!
そう!こういう記事が読みたいわけ!って思いました、という感想です。
名前はカインと読んでください。ヘビメタ好きのカエルの妖精。ドイツ語を偏愛する軽めの語学好き。映画(主にMCU)も好き。海外ドラマもちょっと。
個人ニュースレターとかnoteとか雑文を書くのが趣味です。