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【記事を読んでから私が考えたこと】
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・「一部の教師や知識人が、自身のことを親や臨床専門家よりも子供に何が正しいかをよく知っていると信じているため、親との子供の関係を積極的に損なう例が見受けられる」のは憂慮すべき事のように思われる
・個人的には、特に外科手術に関しては、不可逆的な悪影響を心身に与える可能性は排除されるべきではないと思う。ましてや未成年に対してをや

【記事を読んでから私が考えたこと】
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・性的な違和感を持つ未成年者に対する「肯定的アプローチ(affirmative approach)」に賛同する人は多く、それは「性は自認に基づくべきである」というイデオロギー的立場でもある。
・アプローチには服薬、ホルモン剤投与が含まれる
 (記事には明記されていないが世界的に見れば外科的手術も当然含まれるだろう。なお手術の要件に関しては否定的な立場である方も多い)
・一方、エビデンスに基づく立場からは、そのアプローチの安全性に疑問を投げかけられている。ヒラリー・キャス博士によるNHSの子ども性別違和支援サービス(GIDS)の告発は有効とされ、タビストックジェンダークリニックは閉鎖が決定された。
 (英タイムス記事:Tavistock gender clinic not safe for children, report finds《元記事:thetimes.co.uk/article/tavisto は有料記事。日本語訳あり:what-is-trans.hacca.jp/3118/ 》)

【私の記事を読む上での前提事項】
・(前提)差別は(往々にして)よくない
・(前提)ジェンダーアイデンティティに関する医学的データは充分ではない。
・(前提)従って社会学的アプローチの文献の中には後々批判されるものもある
 《が、それは著者・読者双方に織り込み済みのものとも考えられてきたはずである》
・(前提)性的な違和感を持つ未成年者については、本人の利益が第一に考えられるべきである
 《これは後述するそれぞれの立場に共通のものと思われる》

テレグラフの翻訳記事
記事翻訳:タビストッククリニック、自閉症とトランスジェンダーの子どもたちの関連性を「無視」

note.com/gc_info/n/n2e0ba1860d

田中ラッコさんが紹介されておられたガーディアン紙の記事からは、タビストッククリニックを巡る諸々の騒動を確認することができ、少しずつ読み進めている。こうなると件の刊行中止騒動は私にとってはありがたいことになる。「どうだ議論が深まった郎」だ。

Teachers need guidance to resolve issues of gender identity in the classroom
theguardian.com/commentisfree/

"The brutal truth is we have virtually no good-quality scientific data on how best to treat children and adolescents with gender dysphoria — and know even less about the sorts of cases described in Shrier’s book."

「残酷な真実は、性別違和を持つ子供や青少年をどのように治療するのが最善であるかについて、質の高い科学的データはほとんど持たれていないということです。そして、シュライアーの本で説明されている種類のケースについてはさらにほとんど知られておりません。」

Ideology-based medicine
thecritic.co.uk/ideology-based

で、その撤回騒動についてのコラム記事があった。

「Ideology-based medicine」
thecritic.co.uk/ideology-based

いわゆる「デマ」についてなんだけど、アビゲイル・シュライアーの著作が「Science-Based Medicine」にてレビューの撤回に至った経緯、Wikipediaに書いてあった

en.wikipedia.org/wiki/Science-

自分の主観が強すぎる批判は削除しました。悪かった。

私は「未成年に対してのいいかげんな診断に基づく手術を含む医療行為」の実施は良くないと思います。

現状、今回の刊行中止騒動については、海外で行われている(いた)「未成年に対してのいいかげんな診断による手術を含む医療行為」問題の矮小化になりかねないのでは? との懸念を持つに至っている。

一方で、賛同する内容の方は、内容に依拠しすぎで、もはや何が本当に行われているのかの読み取りがはっきり言って掴めない。

note.com/yousayblah/n/nbeb0fe5

私にとっては批判的な方の
「アメリカにおいて、未成年の性別違和感の診断について、いいかげんな診断が行われ、それに沿った手術も行われる、という問題自体はあるのだろう。一方で、本書のそうした危険についての紹介の妥当さは、控えめに言って懸念が残る」
の冒頭の文章に巨大な疑問符が付く。

「未成年者に対していいかげんな診断に伴う手術が行われているという事実」と「差別を助長しかねない懸念」とが、なんで同じ天秤にのっかるんだろう…

note.com/nkaiho/n/n4db3fa22a2f

で、こっちはバリバリの賛成派のご意見。
正直、この方自身についてはどうかと思う部分が多いし(記事も後半は有料)、どちらも主観が大きいと思っているが、刊行が中止になっている以上、読まなきゃしょうがない。

アビゲイル・シュライアー:「恐怖の時代における自由」
note.com/yousayblah/n/nbeb0fe5

批判的な方の紹介文。これら二次的な情報を手がかりにするしかなくなったわけです

『あの子もトランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブームの悲劇』の内容について
note.com/nkaiho/n/n4db3fa22a2f

皮肉は嫌いなので消した。デマが広まることに懸念を示すのは私も同じですが、何がデマに当たるのかの検討をすっ飛ばすのは明らかにおかしいと私は思う

でも今回の件は、(結果としてだろうがなんだろうが)炎上商法仕掛けたKADOKAWAの愚かさが発端とは言え、資料の刊行中止を喜ぶその姿勢には眉をひそめている

何が辛いって、私は私の述べたような意見の持ち主よりは今回の刊行中止を素直に喜ぶような方々に好感を抱きがちなんですよ。

私たちは誰もが神ならぬ身の上なので考えに誤りや間違いが含まれることは多々あるがそれを皆で指摘しあい少しでも良い考えに至る手続きを踏んでいくのが私たちの社会の良いところだと思っていたけど、違うんですか?

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