新潮の記事で、望月・尾形両氏にヤジを飛ばしていたのは産経記者だったと判明。でも彼以外にも、定期的に2人をヤジっていた男性も。スポーツ紙出身の芸能リポーターです。あえて言うのは、芸能畑が報道畑に圧力をかけていた一幕もあったことを、全体像として明らかにする必要があると思うからです。
産経記者もこの芸能リポーター氏も、なぜそうしたのか、ジャニーズ事務所とのつながりがあったのかは、私にはわかりません。この産経記者ほど威圧的ではなかったと思うけど、リポーター氏も頻繁に大声でヤジっていました。
なぜわかるかと言うと、彼は私の真後ろに座っていたから。私は会見中ずっと、その声を聞いていました。
本人はヤジだと思っていないようですが、芸能リポーターの石川敏男氏も、他の記者の質問の妨害になることを会見中言っていた、と下記に出ています。
報道畑では、質問中のこんなヤジはありえないことです。実際、私も質問中に「長い」と男性の声でヤジられましたが、初めてのことで、20年以上前でもなかったことです。それがこのリポーター氏か、石川氏か、別の誰かはわかりません。
特にジャニーズ事務所に批判的な質問をした女性記者にヤジが飛んだという話もあります。だとしたらハラスメントで悪質です。確かに、私よりずっと長い質問で、事務所に批判的な質問をした年長の男性記者には、そんなヤジは飛んでいませんでした。
今回、そうしたジェンダー差別的な日本社会の一面が出ていた可能性もあることを指摘しておきたいと思います。これは記者に限らず、日本の女性が日常的によく体験していることです。
その点から見て、新潮の記事が、望月氏ばかり表に出して、尾形氏に触れないのもおかしいです。
しかし、世界の反対側の出来事とはいえ、なんの罪もない老人や子どもが「テロリストへの報復」名下に虐殺されようとしてるという事実が、なにするにしても心のどっかに引っかかりますわな。
「創作物を楽しむのに政治や世界情勢の話なんか関係ない!面倒なことには触れたくない!」とか言ってる人も佃煮にするくらいいるけど、そんな態度で生きてていざ政治や世界情勢が牙をむいて日常を奪い去ったら、その「創作物を楽しむ」余裕すらなくなってしまうんですよ…
どうして日本って、医療費が無料になるヨーロッパ諸国並みの税金を払ってるのに、無政府状態の国みたいに自己責任なの?
それにしても、エマニュエル駐日米大使、渋谷でイスラエル大使、ドイツ大使とともに、イスラエル支持を訴え、「イスラエル人だけの戦争ではない、世界の全ての人々にとっての戦争だ!」と怪気炎を上げたと伝えられる。
これまた、滅茶苦茶な話である。意味としては、正規軍も持たないハマス相手に世界戦争の必要を説き、日本にも参加をよびかけているわけだ。
こんなべらぼうな話はない。
エマニュエル大使、対中関係でも「タカ派」暴走して、本国でもやや持て余し気味とも聞くが、それにしても、外交官としては常軌を逸した発言・行動である。
しかし、本国のブリンケン国務長官、バイデン大統領とともに、米国の暴走の中心にいる感じである。
こんなことに「集団的自衛権」を行使されたら、大変なことになる。
今こそ日本政府には「自制」と、できれば中東外交のパイプを使った調停への関与が求められます。
そもそも現在日本は、中国との貿易、中東の資源なしには立ち行かない体制になっているのです。
"私の人生を通じ、そしてその何十年も前から連鎖してきた内と外からの抑圧の層の下に、恐怖と不安を鎮めるのがこれまでの条件だった。世界は私たちの窮状を見て見ぬふりをし、私たちの人間性を否定し、私たちに対する抑圧を私たち自身の責任と非難する。私は自分が異次元に閉じ込められ、自分の正気や自分の魂を失うことなく周囲の状況に対応しようともがいているように感じる。
西側政府の偏見や選択的憤りは、今に始まったことではない。私たちが何年も、何十年も、イスラエルの占領と暴力と差別に苦しむ中で、彼らは私たちに目を向けたことも、気にかけたこともなかった。"
ガザに闇が落ちる時、世界が私たちにも目を向けてくれることを願う - CNN.co.jp https://www.cnn.co.jp/world/35210266.html
誰かが「20世紀が終わって19世紀が帰ってきた」と世紀初めに書いていましたが、まさに至言だなと痛感します。
普遍的正義は党派性に勝てないんだろうか。21世紀なのに。
非暴力抗議行動のお手本みたいな行動。胸が熱くなる。
広汎に連帯することで政府も態度を軟化させざるを得ない/させることができるのだろうな。政府内にもいろんな人がいるのだろう。「国民の生活や権利をしっかり考えてくれる良い政府」なんてのは幻想にすぎないけれど、現実には「最悪の政府」と「マシな政府」がある。それを作ってるのはやはり社会全体の雰囲気であり、私たち自身。横暴は許さないという雰囲気づくり、大事。
この、鐙(あぶみ)さんという方の一連の記事、とても良い。元気出る。広まって欲しい。
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若者と先住民が国会内に座り込み歌い、警察に追い出される ノルウェー(鐙麻樹)
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/f69747991c635f6bda80434057147c3d073b3b67
イスラエルの国防長官が"自分や仲間をパレスチナ人から守ったユダヤ人は殺人容疑者ではなく英雄であり私の完全なサポートを受けるであろう"と。
他にも強い言葉でパレスチナ人を非人間化しており、これは単なるレイシズムだけではなく官製のお墨付きを与えているものだと。
それにしても母親であろう人物が亡くなった子供に最後の別れをしようと、ぐるぐるに巻かれた布をほどいてキスをする映像に胸を締め付けられてしまい、インタビューイの話を理解できなかったので巻き戻して聞いては映像に心を奪われ、を繰り返してしまい辛かった。