全体主義のもうひとつの側面は、社会への一体感を抱けるとともに、それに参加することによって社会の役に立っているという生きがいや高揚感を感じられることです。
これは、全体主義渦中にあったドイツ、日本の一般庶民の証言のなかに多く出てきます。
はじめて世界は意味を持ち、生き生きとして感じられた。あんなに楽しかったことはない。
これは、おそらくそれまでの社会で不遇を感じてきた人ほどそうであったでしょう。
民主主義を守れ、といっても、その民主主義社会のよさを実感できていない層には、まったく響かない、と思います。
「全体主義」というと、対外的戦争につながるからよくない、と思われがちですが、戦争は全体主義の一形態に過ぎず、その本質は、次々と打ち破るべき敵を措定し、それらを殲滅しながら、集団の一体感を醸成、高揚を保つということです。
それとともに、既存の社会システムを破壊していくのですが、かと言って代わりの社会システムを構築するわけではありません。
したがって、全体主義の行き着くところは、既存の社会システムを食い尽くした挙句の破綻しかない、というところが、全体主義が強く警戒されるところになります。
宣伝……宣伝……?? ご報告……?? なのですが、12月1日に初売りの『仕事文脈』に寄稿させていただいてます…………なんとまあ…………びっくり………………ひえ……。
冷静な顔をしていますがのたうち回りそうになるくらいには緊張しています。本屋さんで見かけたら思い出してくれたら嬉しいです。ひえ……。
http://tababooks.com/books/shigotobunmyakuvol25
今後数年を決める打ち合わせに挑む夜。きんちょーするな
アメリカの若者向けの調査だけど、日本の現実はもっと酷いんじゃないかという気がする。若者もだけど、中年層が特に。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-11-18/SN5JSUDWRGG000
兵庫県議会の百条委員会をしていた議員の自宅に、立花隆に先導された群衆が詰めかけていたという話が伝えられていますが、こうした振る舞いが指弾されるのではなく、容認されてしまうところが、まさに価値観の転倒として起きていることで、通常の健全な民主主義の解釈で理解すると、事態を見誤ることになると思います。
ナチスのならずものが民主主義の制度を乗っ取っていく、そしてそれをおもしろがって容認していく人びと、アーレントの描写していた箇所を彷彿とさせます。
@mikeneko301_2022 ここ数年のデジタルポピュリズムをどんな層が牽引しているのかを見ていると、明らかに安倍政権を支えていたネトウヨやNHK党シンパのような、いかにも「うわあ…」ってなる言動の人々とは違った比較的「良識的な」市民たちに変わってきている。
「図書館=無料貸本屋」は本当なのか データ分析が突きつける実態║朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASSCH2SQBSCHUCVL00BM.html
そもそもこのサービスに対して言いたいことは山ほどあるが、この広告の作り方はド下手だな、と思う。コンサル入りました、的な空気がバキバキしてくるじゃないですか、これ。つまり儲けたい欲的なものもダダ漏れなわけで、でも儲からなくても本屋やりませんか?みたいな打ち出し方をしてるサービスだから、ちぐはぐ感がすごい。たぶんこの広告そのものに好意的な反応をするのは儲けたい欲強めのタイプ。でもサービス自体(そして本屋)が儲からないのはすぐにわかるから、実際には手を出さない。となるとこれは「コンサル入りました」的な空気を出しているだけで社内のアマチュアデザイナーが必死にそれっぽいものを作っただけなのかもしれない。そして本好きからは当然疎まれる。あれまあ。
https://x.com/tarotao/status/1857318615978229770?s=46&t=chyQfs6W2RfeREPFeTQ2mA
一年分ぐらい他人としゃべった気がする一日。
ここ数年冬が必ず忙しいもんで、夏に反動が来るのかもしれぬ()
Fuyuki Amamiya:いまだに本屋のひと。読書とかゲームとか飛行機とか鳥撮とかガジェットとか投資とか政治とかまで、なんとか雑多に生きてます(・ω・)ノ
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