ひりひりさん スマブラしましょう B2Bしましょう
1年半KPIに追われ続けて蓄積したダメージを回復する期間
この時期までは「音を楽しむ」みたいな価値観は無くてせいぜい「欲しい音に最も近い音を128種類の中から選ぶ」という状態で、そこから2013年の夏にPorteus VXというフリー音源を導入したことで始めて「音色を楽しむ」みたいな価値観が自分の中に生まれた。音色数は1024種類でエフェクトも豊富で一気に打ち込みが楽しくなった記憶がある。こう見ると一年での変化の幅がすごい。
https://nico.ms/sm22731737
最初期はTimidity++というMIDIを演奏するソフトウェアとDominoを連携して打ち込みをやっていて、MSGSよりマシなもののほぼPure MIDIと言える軽い音しか鳴らない状態で打ち込みをやっていた。(そういえばこのTimidityの音源はリバーブもディレイもEQも使えない中で唯一レゾナンスのかかったフィルターだけ使うことができて、この縛りも私の打ち込みのクセに影響を与えている用に思える。)
https://nico.ms/sm21192983
私が打ち込み技術を身につけるうえで最も参考にした(というか、DTM初期に打ち込み能力が飛躍的に向上するきっかけになった)のが絢瀬みどりさんによるメドレー「ドキドキ☆すぷらっしゅR」のMIDIで、このMIDIは当時の私にとって衝撃だった。
それまでの私の打ち込みはメロディ(リード)+ベース(オクターブベース)+コード(ピアノとか)+ドラムというシンプルな世界観で出来上がっていたのに対して、このメドレーは装飾的なフレーズがオリジナルで入っていたり、オクターブ跳躍ではないメロディアスなベースを打ち込まれていたりととにかくバリエーションに富んだ手札が切られていて、この一本のメドレーのMIDIからあまりにもたくさんの要素を吸収した記憶がある(ストリングスはオクターブを散らして配置するみたいな編曲技術とかもここから学んだ)。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm16151917
本物