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英語のcriticalを「臨界」と訳した人の発想力がすごい。原語のどこを見ても「臨」や「界」といった情報はないのに。意味を本当によく理解して自分のものにしていないと出てこない訳だね。economy→「経済」、society→「社会」という訳に通じるものがある。

たしか、ドラクエの会心の一撃は英語でcritical hitというはず。相手が生きるか死ぬかの瀬戸際(臨界)状態になるわけね。

最近、わかりにくいセンテンスを書く人、増えましたよね。Web上のニュースサイトに掲載されている記事は、校正も見直しもしていないと思われるものが少なくない。以下は以前、見かけてビックリしたのでメモっていた見出し。

ザ・ビートルズのメンバーが気に入らなかった、ポール・マッカートニーが手掛けた楽曲とは?

「気に入らなかった」を遠く離れた先にある「楽曲」にかけるのは、そもそも無理だし、「気に入らなかった」と「手掛けた」の順序が逆。だから前後を入れ替えると、あら不思議。途端に読みやすくなる。

ポール・マッカートニーが手掛け、ザ・ビートルズのメンバーが気に入らなかった楽曲とは?

でも私ならこう書くかな。

ポール・マッカートニーがある楽曲を手掛けたが、ザ・ビートルズのメンバーは気に入らなかった。さて、その楽曲とは?

英語の他動詞のdwarfは「周りを小さく見せる」(つまり自分のほうが大きい)という意味であって、「A dwarfs B.」と言えば、BよりもAのほうが大きいという意味だけど、逆の意味に誤解する人がいる。おそらく自動詞のdwarf(自分が小さくなる)と混同しているのだろう。

Google翻訳とDeepL翻訳は単なる直訳で意味不明。

He is no match for me.(あいつは俺の敵じゃない)も、どちらが強いかを誤解する人がいるかも。

フランス語学習用のノートはフランス製のClairefontaine A5サイズ。これにミドリのヌメ革カバーをかけている。そんなところにお金をかけなくても、とも思うが、これで気分が上がるなら全然OK。

ちなみにノートは国産の同等品と(円安なのに!)あまり変わらず1,000円ぐらい。カバーは昔買ってしまい込んでいたのを発掘したので今回の出費はゼロ。でも今買うと9,000円以上するのね。大事に使わなきゃ。

先日、映画『ザリガニの鳴くところ』を観たけど、2時間枠に収める必要があるので原作からカットした要素が多く、やはり物足りない。まぁ、原作の出来が良すぎるんだけど。

ただ、自然の描写の美しさは原作に負けず圧倒的だったし、ボートで迷子になっちゃうのも映像で見ると納得。

外国の辞書はインデックスが付いていないのが多いので、自分で油性マーカーを使って付けてしまおう。

本棚をあさってたら、こんなの出てきた。新潮社ハーフブック(非売品)。文庫本のちょうど半分のサイズ。サントリーのウイスキーか何かのオマケだったと思う。

きょうの1jour1actu「Pourquoi économiser l’électricité ?」に出てきたdes polaires。仏和辞典にそれらしい語義が載っていないので調べたらフリースのことらしい。Petit Robertには載っている。

Fedibird

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