なんでこの方式を「ほうけん」と呼ぶかと言うと、古代中国の周がこの方式を封侯建国と呼んでおり、他の地域もまぁだいたい同じような社会構造だったので、「まるで古代中国の封侯建国ですね、略して封建時代」というわけである。
(当たり前だが似てるよねってだけで中身の制度は地域によって違うぞい)
さて…封建制度のメリットは貨幣経済ばなくてもOKなことだが、逆にデメリットはなになというと…
領地をもらった人は規模の違いはあれど領主なので、必ずしも王の命令を聞くわけではなく、しかも彼らは領地から兵を動員することもできるので、怒らせて支持が得られないとまずい。
現在でも政治家がよく「抵抗勢力が。利権が、改革が」とか言っているが、役人の抵抗どころかガチで軍事力をともなう反乱を起こされる危険があるのだ。
このような状態で王が独裁者のごとき強い指導力を発揮したければ、たとえば秀吉のような非凡な能力が必要になる。
…眠いんでまた気が向いたら書くか。ではおやすみ。