この本には「女性」に使っちゃ駄目な薬とかそういうのは言及してないんだけどさ。問診票の例も載ってるよ。「性別の欄を削除する」「ジェンダーニュートラルな表現」をする等。これを執筆したのは当然医療関係者の人たちだから、たぶん、問診票にセックスの記載はぜったいぜったい必要なんだ!!ってわけじゃないんだろうなって思う。患者の「現在の体」に使われてる薬とか治療とかによって処方や診断が変わってくるから、患者と医者と患者のコミュニケーションが大事で、医者は患者に信頼される必要がある。適切な医療を受けるために施すために。でもLGBTQの人たちは今までずっと差別と偏見で傷つけられていて受診にアクセスするハードルが高くそれゆえ何か病気などしたときに適切に医療に繋がらず結果健康を害するリスクが高い現実がある。受診への抵抗感やケアの質を上げるためにあらゆる人が適切に安心して医療にアクセスできるように利用しやすいように配慮しようって話だと思うんだがそれがそんなにむずかしいはなしなんだろうか。