和声外音というか構成音の転位に関する自分の知識が手薄なのではという気がしたので和声-理論と実習-Ⅲを少し読み直そうと思っている。
自分の好みは恐らく、不協和音程を作る際には予備を必要とする様式ではないかと思う。
また、この嗜好の延長線上にあるのは3度や6度よりも完全5度•4度•8度の方に惹かれる傾向だと思う。
正規の和音というものが脳内では恐らく想定されていて、和声外音を含む和音らしき存在は偶発的に発生したものであるという考えがあるのかもしれない。
繋留と解決の延引くらいは理解するものの、予備のない倚音に関しては首を傾げてしまう……。
多分こうした傾向が、和声外音に関する理解を深めるのを無意識的に妨げていたのではないかと思った。