⑮長澤正隆さん(NPO北関東医療相談会・カトリックの終身助祭)
「ウィシュマさんはこの入管法のために殉教されました。それを私たちは知る必要があると思って、この赤いダルマチカと呼ばれる衣装を持ってきました。私達はこの赤い彼女の血をもって、この入管法を廃案に持っていかなければならない。」

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衣装の色が殉教者と関連するというところまでは分かるのですが、ウィシュマさんが殉教者であるのかどうかまでは自分にはよく分かりませんでした。

勢い余って発言してしまった部分なのかなと思います。
せっかく赤い衣装を持ってきた訳ですし、意味を重ねたかったという事なのかもしれません……。

(以下余談)

例えば迫害に耐えながら信仰を守っただとかなら、その生死の如何に関わらず(!)殉教者として教会から扱われる可能性があると思います。
血を流したり、火炙りにされたりしなくても殉教者として扱われる可能性があるという意味です。

手記などに迫害を耐え忍んでいる記録が残っていれば殉教者扱いされやすいと思います。

例えば異教徒である主人から棄教を求められ、また酷い扱いを受けながらも主人の回心を神に祈りつつ主人に忠実に仕えて尽くしていた召使いが病死した……ならば殉教者扱いされる可能性があるような気がします。

召使いの死後に主人が回心すれば、殉教者から流された尊い血(比喩として)によって信仰が芽生えた等という美談が成立しうると思います……。
それが良いのか悪いのかは分かりませんが。 [参照]

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