最近、paint voiceというスマホアプリを見付けた。
そして五線紙に書いたフレーズを打ち込んでそれに演奏させたりしてみているのだが、割ともっともらしい音楽に聴こえてしまって少し困惑している。
作者が聴くから「もっともらしく」聴こえてしまうのかもしれないが……。
何でもvocaloidっぽいutau音源をインストールできるだとかいう話で、試しにインポートしてみたら割と満足のいく音声のように思われた。
歌詞も歌う事ができるので、適当に歌詞も入れておいた。
取り敢えずダカーポアリア的な何かをこのアプリの為に少し書いてみたが、恐らくもう少しモダンな(?)というか現代風の曲を書く為に用いる人が多いのではないかと想像する。
複数のパートを扱う事もできそうに思われる為、合唱もできるのかもしれない。
複数の合成音声にそれらしい歌詞を歌わせつつ合唱用のフーガだって演奏させることができるのかもしれない。
夢は膨らむ。
しかしスマートフォンを用いて作曲された合成音声による合唱が「私の魂は神をあがめ」等という歌詞を持つフーガを歌っているさまは、「別に何も間違ってはいない」(?)のかもしれないがどことなく奇妙で倒錯的であるような気がした。
なにせもうフーガを書くような時代でもない訳だし……🙄
「わたしの魂は『主』をあがめ」……ですね。