烏頭のおやま(の) @chino_eureka@fedibird.com

イチイの実
#nature #photography #マストドン写真部

すごい個人的なことだけど、女性差別撤廃条約の日本審査（建設的対話）に合わせた活動のため国連まで行って、人類が反省と前進を繰り返しながら作ってきた人権のための制度や精神を目の当たりにして、わたしも長生きしないといけないなと思った。こういう人になりたい、という女性に何人も会えたし、疲れたら死ねばいいやの心根では受け止めきれないエンパワメントを受け取った。
（写真は、日本審査を担当した委員たちが、審査（建設的対話）の終了後に壇上に集まって記念撮影に応じているところ。）

「違う意見」にはマンツーマンじゃ足りねえな、と思うときが結構あって、それは多分私が女性だからってのもあるかなあと思う。

今日はなんやかやで桜井誠の名前をふと出したら、話していたひとが「桜井誠やばいよね……でもなるほどなって思うこともあるんだよ」って言い出して、そ、そんなことある！！！？？？？？？ ねえよ！！！ と思いながらも「そうなんですか？ どういう……」って振ったら、「実はね、日本に来た中国人、いろいろ手続きして年金もらってるらしいんだよ」

聞いてた上司と数秒黙り込んだけど続きがなかったので、田淵「それは……払ってれば貰うのでは……そこら辺はどうなんでしょう……桜井誠が言うには……」客「そこはちょっと聞いてない……」上司「○○ちゃん(昔働いてた韓国から来たひと)とも、年金どうする？ って話しましたよ。払えば……貰えます……というか今は入らなきゃ駄目になっちゃてるけど」客「そうか……」

静かに自分が間違っていたことを認めたのでやや安心、
田淵「外国籍でも問答無用で払わなきゃだめで、でも選挙権とかはないんですよね〜っていうのも変な話な気がしますね。なんかこっちの方がズルい」
上司「いやあ、桜井誠はそういう感じで歪めていくんだなあ」
田淵「嘘じゃないけど、情報を絞って嫌な感じで伝えて、『あいつらはズルい！！』って思わせるんでしょうねぇ。なるほど」
客「なるほどなあ」

内心めちゃくちゃドン引きしたし焦った。素直に聞き入れてくれて本当によかった。

さぁ！かえったかえった！（我に）

おやつ。一匹グレてしまった

三体マニアのわたしは、中国版をアマプラで見始めた。出来はNetflixより遥かに良いが、冒頭の文革の紅衛兵の恐怖の場面から始まる衝撃的なシーンはない。中国で出版されている書籍もそうであると聞いていたので、まあそれは良いのだが、自分は単に順番を入れ替えたのかと思っていた。（そんなわけはないので間抜けな誤解ではある）

このバージョンを見て、原作にある物語が始まる原点である圧政への嫌悪が、環境問題にすり替えられていることに、途中で気がついた。しかも非常に巧妙で不自然さを感じさせない。どのように中国であの衝撃的な物語を消化されたのか、少し分かったような気がした。

思えば映画化された砂の器の手法と似ているな。古い話だが。