Aさんと3回目のデート。別れ際、今の自分のことを聞かせてくれた。
父に憧れ高専に入り大手の生産技術職に就いたこと、一度やる気が空回り過ぎて鬱になって向いていると上司に言われITプログラマに社内転職させられたこと、そこで成果を出してもう一度社内チャレンジ制度を使って生産技術職に復職したこと、今年大きなプロジェクトで成果を出せそうでそれで次に狙っていた米国で最新技術の生産に関わる一つだけ用意されたイスの推薦を貰えそうなこと、それが貰えると3-5年米国から帰ってこれないこと、米国に行っても成功は確約されていないこと、給料が下がるかもしれないこと、でもチャレンジし続けて生きたいこと。鬱で人生の遅れを取っていると感じていて焦っていること。
私のことは良い人だと思っているが、そういう背景があってよく考えさせてほしいこと。
とりあえずアメリカへは誰とどうなろうが絶対行くべきだし、鬱になって色んなことがフラッシュバックするであろう元の業種に再チャレンジしたそのことは言葉に出来ないほど尊敬する。
がむしゃらにチャレンジする努力自体が自分の殻を破ることだし、そこに成功するかどうかは関係ない。
それに鬱になった事は絶対遅れではないよ、それもまた此処に至るための階段だったんだから。
とりあえずまたプロジェクトの終盤で忙しくなるだろうから、空いてる時間にリフレッシュがてらどっかいこ!
って伝えた。良い未来があることを願うばかりだよ。