電子書籍は、電子書籍販売サイト経由のほかに、少しお安く電子書籍データの直接販売(ePub & PDF)を試したのですが、直接販売数は10件に満たなかったです。
データの直接購入をされた方は韓国やイスラエル、ハンガリーほか非英語圏在住者が中心です。
Kindleストア以外のサイトでも買えますが、端的にいうとほぼKindleストアでしか売れませんでした。
PDFやePubのデータを直接販売
https://rikka-zine.stores.jp/
Amazon Kindleほか主要電子書籍プラットフォームで配信
https://www.amazon.co.jp/Rikka-Zine-Vol-1-Shipping-橋本-ebook/dp/B0BHLMRQZP?ref=d6k_applink_bb_dls&dplnkId=c8cb9ca9-9dd1-4c74-8aeb-8e032a19cb18
1年ちょっと前に同人文芸雑誌を作り、紙とほぼ同時に電子書籍をリリースしました。たぶん電子の販売数は、紙版が売れた冊数の15パーセントにも満たないはず。
(後日ちゃんと集計してみます)
To参加者へ:店の確定は先送りします、すみません。
なお中心部から離れた店は、そのあと京都駅に行きたい人や、二次会を終えた人に合流したい人が不便になりそうなので避けます。予約はコースのみとか、店主ワンオペ調理というお店も、気軽に離脱しづらいのでできれば避けたい。
BDYエスニック
https://www.hotpepper.jp/strJ002648050/food/
とか
某氏が挙げていたバリバリインドネシア
https://vegewel.com/ja/restaurant/1753
あたりを明日あたってみます!
Electric Literatureに載っていた短編"Group Sex" by Elisa Faison、題名と裏腹に優しくナイーブな雰囲気の良作でした。愛情の定義や、線引きや解体を丹念にやっています。
母親が死んで以来、調子が出ないゴーストライターのフランシスは講師の夫ベンと共同で出会い系アプリのアカウントを作る。ベンは基本的にヘテロでモノガミーだが、フランシスが元気を取り戻すのを見てイケてる文化系カップルと4人での交際を始める。ところがカップルの女性のほうのセレステとフランシスは急速に仲を深め、関係の均衡が崩れそうになるが……。
著者はまだほぼ無名の短編作家のようです。観察眼がすごい。多幸感や哀しみの表現、たまのユーモアが楽しくてかなり読ませます。要約では面白さが伝わらないタイプ。
https://electricliterature.com/group-sex-by-elisa-faison/?mc_cid=f7db8c7f6a&mc_eid=714e07d488
やや募集:京都市内で11月18日(土)の昼ごはん、晩ごはんを食べる人
あるいは19日(日)の日中に遊ぶ・食べる人
※私は以下リンクのイベントで上洛します。
https://virtualgorillaplus.com/topic/kaguya-festival-2023/
アロマレッドというニンジン(北海道江別市産)を買い、細かく切って植物性チーズと混ぜてニンジンとチーズのガレットを作りました。甘いし旨い。明日の朝と昼に食べるのが楽しみ。
ただ千切り作業がかなりダルかった。スライサーを買うべきか。
https://www.kurashiru.com/recipes/106563b5-dc6c-404c-9422-3c957fc117b1
「第4章 越境するジェンダー」は当初は書かれる予定がなかったテーマで、しかしアンケート結果を見て追加された章だという。
実施した在日ウズベキスタン人、在韓ウズベキスタン人へのアンケートの回答者の8割は男性だった。その理由は:海外出稼ぎの、男を上げて故郷に錦を飾る修行としてのイメージ。家長や地域の権力者の許可を得なければ女性は出国できない。女性の結婚適齢期が20-24歳である、海外行きは誘惑や事件に巻き込まれて貞操を失う危険があると考えられるから。
実際、共著者のムカッダム氏が大使館で開催された在日ウズベキスタン人会のイベントに行ったら40人中女性は彼女ひとりで、大使館関係の女性数人は男性たちの会話の輪とは分かれてしゃべっていたという。
しかし匿名のアンケート回答者の中には、来日した後にウズベキスタン人男性あるいは日本人男性と離婚し、日本でひとりで生きていくことにした女性もちらほらとはいる。同性愛者の女性が、ウズベキスタンはよりひどい状況なので帰国しないという話をしてもいる。
ティムール・ダダバエフ&園田茂人 編『ウズベク移民と日本社会』(東京大学出版会、2023.6)を読みました。筑波大学の教授および博士のウズベキスタン人複数人が執筆しており、とても勉強になりました。
ネパール、フィリピンと並び、海外での出稼ぎが盛んな国ウズベキスタン。2010年代後半から来日者が急増し、現在は約4000人が日本で暮らします。多くが若い男性が勤労学生として仕送りしながらキャリアアップを目指します。
本書の中核となる3章は、筑波大学で博士号を取得したムカッダム・アフメドヴァ氏が執筆しています。
第3章 教育から労働へ――教育=労働移民の現実
第4章 越境するジェンダー――女性移住者の経験
第5章 文化実践としての国際移動――「ウズベクらしさの力学」
本書によると:
第1希望での就学・就労に失敗した人が、親戚のススメや稼げるという業者の甘言にのって来日あるいは来韓を選んでいる。
また、海外での勤労学生生活は、イスラム教由来の現代ウズベキスタンの道徳観念では、男性が異郷で困難や誘惑に打ち勝って成長して帰る【修行】と見なされている。ゆえに集団居住や勤労学生、勉強、語学の壁といったすべての困難は短期的な試練と見なされ、だからこそ厳しくても耐えるのだ。
https://www.u-tokyo.ac.jp/biblioplaza/ja/J_00188.html
鶴見駅の「BARDUHN(バルドゥーン) ドイツ デリカテッセン」のソーセージドッグ、注文すると店内その場で焼いてくれます。肉や下味のハーブ・スパイスがおいしく、油分や塩気がうまい。
ライ麦パンや、ホットワイン、クラフトジンジャーエール、ケーキなども売っていますが、メインは冷蔵・冷凍の加工肉製品の店です。
#鹿店発
会社員ときどき文筆業。
Japanese SFF book reviewer & anthologist