BT 帰宅途中の電車内で、フフッてなりました。
https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000364961
ALIFEでの講演の続き。面と向かって言われると、正直なかなか反論しづらい話ですね。反出生主義的でもあるというか→「苦しみを知る新たな存在のカテゴリーは必要ないからです。」/ デジタル生命体は創るべきではないと私は考えます。SF作家テッド・チャンに聞く、生命とAIの〈あいだ〉 https://distance.media/article/20231027000079/
ちょっと前にバズっていた、コネチカット州で熊が個人宅に侵入し、冷凍庫を開け、ラザニアの包みをくわえ、冷凍庫の引き出か踏み台にして去っていった事件、手順がなめらかすぎて怖いくらいです。
https://www.usatoday.com/story/news/nation/2023/10/15/bear-steals-lasagna-connecticut/71194706007/
2023年11月18日(土)の計画(秋の京都ツアー)
朝から新幹線で移動して昼ごはんを食べ、午後まるまるイベントに出て、夕方以降は店を発見しにいくか、一旦チェックインついでに宿で休憩して夜から街に繰り出して店を発見しに行くかのいずれか。
土日のどちらかで、とある独立書店さんにご挨拶にうかがう予定です。
日曜の夜までに関東に戻ります。
タリバンから逃れたアフガン難民、パキスタンが強制送還 「人権の大惨事」を国連が懸念
https://www.bbc.com/japanese/67283144
このニュース、日本の主要マスメディアがそろって題名に「不法移民」か「不法滞在」を使って報道していて、それは一瞥した読者に適切な理解をもたらさないのではも思いました。BBCでは「難民」という言葉が選択されています。
リコメンド機能が執拗に「コアラを移動します」という記事を勧めてくるので、ついに根負けして読みました。
同じ年齢のコアラでも全然顔立ちが違うことを学び、また日本国内のコアラ59頭の戸籍台帳みたいなのがあることも知りました。読んで良かった。
https://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&inst=&link_num=28264
ザキヤ・ダリラ・ハリス『となりのブラックガール』(岩瀬徳子訳、早川書房)を読みました。 #出版社からもらった本
「ゲット・アウト」×「プラダを着た悪魔」と評されたそうです。大手出版社でアシスタントを務める黒人女性が主人公のスリラー小説で、しかけにSF要素があります。ひとことで表せば、現実の絶望的な状況に対して投げつけられた皮肉のような本。著者デビュー作。
良く書けているのは罪悪感で、マイノリティの中では恵まれている点や、忙しさのため善や公正のために活動しきれず心痛める描写は迫真です。また日々の会社生活にひそむマイクロアグレッションの数々も。日常は活写されています。
うまくないのは、章による視点人物シャッフルがハードルになって長く感じさせる点。スリリングではないです。もっと緊迫しているほうが好みですし、効果的だったのではと感じました。
過剰さやグロテスクさは控えめで終始現代の日常を書いているのとオチの超常性が連続しておらず、溝がある感じがします。
解説はHIPHOPで知られる音楽ライターの渡辺志保さんでした。Huluで映像化済みです。
https://www.hayakawabooks.com/n/n99d6b3d1e374
会社員ときどき文筆業。
Japanese SFF book reviewer & anthologist