「なんかうっかり大学が被ってしまった風間丈と賽臥」もだいぶ見たいんだよな
「ん? キミ、どこかで見た顔だね。ボクのファンかい?」
「ん? ……げーっ風間丈!」
「呼び捨てとは失礼な奴だなキミィ。仮にも先輩に向かって……先輩だよね?」
「……いや、俺の方が先輩」
「えっ」
「って言ったらどうします?」
「……キミねえ、年上をからかうのはマナー違反だよ。そういうのはどうでもいい相手にやるものであって」
「どうでもいいっすからね」
「どうでもいい? どうでもいいだって? このボクに向かってキミ、今どうでもいいって言ったかい?」
「言ったっすね」
「……なってない。なってないよ。ちょっとキミ、こっちに来たまえ。年上への礼儀ってモンをキミに叩き込んであげるから」
「あっ俺、次講義なんで」
「逃げようったってムダだよ。ボクが……ちょっと、本当に行くんじゃないよ、ねえ、ちょっと、おーい」
風間の死体(一部)を冷凍庫に保管してたまに食べている坂上君 「食べる度に思うんですけれど、風間さんってあんまり美味しくないですよね」「文句があるなら食べるなよ」「風間さんだから美味しくないのか、人間が美味しくないのか、どっちなんですかね」「まあ、人間の内では僕は美味しい方だろうね」「何で判るんですか?」「当然のことだからさ」
起き抜けのきゅうり