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『われらはすでに共にある:反トランス差別ブックレット』の見本が届きました!

2022年11月の同人誌版から増補で3本のエッセイと4本のブックガイドが追加され、インターセクショナルな視点が明確に加えられたものとなりました。

増補分では「夜のそら:Aセク情報室」のガイドを担当しています。本ではないですが、Ace/Aroについて日本語で読める数少ない情報源だったもので、かつインターセクショナルな視点を備えている、概念の解きほぐし方が矮小化にならずわかりやすい、フリーアクセスである……などの理由で紹介しました。

8/20発売です。多くの人の手に届きますよう……!
どうぞよろしくお願いいたします…!

青本柚紀 さんがブースト

突然職場が消えた高島のために求人情報を送ってあげよう!!!!!!
doronosu.hateblo.jp/entry/2023

遅ればせながらようやくヤマシタトモコ特集の原稿を脱稿しました……。校正後にまた詳しくお知らせしたいのですが、『さんかく窓の外側は夜』論です。

間違えてリンクの切れたものを貼ってしまったようです……。
現代書館での予約販売のリンクこちらになります!
gendaishokanshop.stores.jp/ite

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『われらはすでに共にある:反トランス差別ブックレット』がより多くの人の手に届いてほしい、というのは買われてほしいということももちろんありますが、各自治体や学校の図書館にたくさん入って、本を買うことが難しい人たちにもより届きやすい環境ができれば……と思っています

『われらはすでに共にある:反トランス差別ブックレット』の書影がでました。ブックデザインはZINEのり引き続き宮越里子さんで、山内尚さんの装画はそのままに背景色が変わっています。宮越さんには引き続き、すっきりと読みやすい造本にもしていただきました!
新たに追加された3本のエッセイ、4本のブックガイドでZINE版にはなかった視点が加えられていることもあり、より多くの人の手に届いてほしい、と思います。
版元の現代書館での予約販売もはじまっています。(gendaishokanshop.stores.jp/ite
刊行は8月中旬予定です。どうぞよろしくお願いします!

何度か聞いてすこし冷静になったので追記……。
いままでと明らかに違うこととして、ロマンティックな関係や性愛の喩が明確に用いられていて、レトリカルなところでわたしが感じているくすぐりの意図を最終的にそれらの利用と呼びきれるのか、毒としてどう働きうるのか、みたいなことは次のアルバムを待たねばならなくて、ただわたしは矛盾を抱えうることを隠さないような、つねに首尾一貫してみせよという要求を否定してみせるようなあり方を見いだしうるものであることを望んでしまうところはとてもありますね、長谷川白紙もバトラーの人だから……

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長谷川白紙の来るべきアルバムが楽しみすぎる

きょうも原稿を書いているのですが、ちょっと長谷川白紙の新曲がよすぎて23時から手が止まりぎみです……音の気持ちよさだけでなく、規範に対するポップな毒になる、ということはわたしが同人誌で評を書いた曲たちにもあった最初から一貫した姿勢だと思うのですが、その志向がぱん!と弾けた感じというか、つき崩すべく規範に近づいていく足取りがより巧妙に、華麗で軽やかなものになったということも感じていて……!!
youtube.com/watch?v=YV-Ww7lTyC

3週間の滞在なので準備にもてんやわんやで、仕事とはまた別に返せていない連絡もあり、すみません……

19日からスペースノットブランクのオープンコールのクリエーション(spacenotblank.com/performance/ で城崎に滞在しているのですが、クリエーションチームのひとに「ユリイカ」ヤマシタトモコ特集寄稿するんですよね、と言われ、引き攣った笑みを浮かべたあとに一緒に槙生さんが大好き、という話をしました

あらためてわたしからも告知です。
『ユリイカ』9月号のヤマシタトモコ特集に作品論を寄稿します。ヤマシタ作品のなかでもっとも思い入れている作品について論じた原稿が載る、はずです。
わたしもまだ原稿が未完成で、名前が載っていることにどきどきしてしまう部分もあるのですが、赦しと憎しみ、物語中の〈愛〉をどう読むか/〜がどう読まれうるか、などの内容を予定しています。
執筆がんばりますので、どうぞよろしくお願いします……!
seidosha.co.jp/book/index.php?

わたしが頭から以外のやり方で書いていたの、俳句だけかもしれないです 詩も65%くらいの書き出しなら頭から続けて書いて、全体を調整する過程で書き出しを直す、みたいな書き方……

文章の書き方、論じるタイプのものは基本的にアウトラインを頭のなかで大まかに組んでから書くスタイルでやっていますが、書いているときに出てきた勢いは活かしたいので具体的な流れは書いているときの自分に任せています。
引用が少なくて済むようなものはだいたい引用箇所も決まっている場合が多いのでそのまま頭から、引用が多くなる文章は必要そうなものの精査をしてやはり頭から書きつつ、だいたい必要なものが増えてくるのでそのたびごとに足し……をやっています。
論でない文章はアウトラインはあまり決めず、入れ込むことがある程度決まった段階でやはり頭から……。

青本柚紀 さんがブースト

本日の青本柚紀食いしんぼうエピソード:ウチで惣菜を食べているとき「余るかもしれないからフタ捨てないでおくね」と言ったら、「"あまる"…………?」と本気で意味がわからない感じで聞き返された。

アウトラインはできてるんです、アウトラインは……

青本柚紀 さんがブースト

ユリイカ次はヤマシタトモコ特集なんだ!!!すごーいたのしみーーーー!!執筆陣も充実で楽しみすぎる〜!インタビューも瀬戸夏子さんなのすごい!いいなー!えっ!?!?私?私の名前がある?????頑張って……書き……ます……よ!!!!
seidosha.co.jp/book/index.php?

ユリイカヤマシタトモコ特集ゼロ文字仲間のみなさん……

訃報 

勝手に(人の死に際してその本人でない人たちが何かを語るのは多かれ少なかれ勝手に〜という性質を帯びているし、わたしは近縁者でも活動を熱心に追っていた人でもないのでこう書きます)差別的な言説が深く浸透し日常的な様々なところに顔を覗かせること、それが絶え間なく、終わりを想像できないほどの勢いで続くこと、続いていることの関連を直観してしまい、それ含めてショックを受けています……。

冥福をお祈りします……と言うべきなのかもしれないけれど、嫌悪が、憎悪が、所構わず表明され、増幅され続けるような状況下で、トランスや二元的で固定的なジェンダー規範のなかで生きていくことができないと感じている人たちに冥福や「安らかな眠り」とされるようなものってあるの?ありえるの?と思う気持ちのほうがいまは強いです……

青本柚紀 さんがブースト

その③:トランスジェンダーの法的性別登録を修正するための性別承認法における不妊化要件についての論文が、査読を通ったとの連絡を受けました。秋ごろに論文が公刊されます。不妊化要件とは、不妊状態でなければ性別表記を書き換えてはならないというルールのことです。日本の特例法には依然として存在していますが、世界では急速に撤廃が進んでいます(その詳細は『トランスジェンダー入門』を参照)。そして日本でも今年、最高裁の大法廷においてその要件の違憲性が審議されることになっています。今回の査読論文では、このような非人道的な条件が、なぜ歴史的に性別承認法に書き込まれてきたのか、その「不妊化理由」を大別・列挙したうえで、倫理学的に各項を吟味・批判しました。わたし自身はじめてのトランスジェンダーについての研究論文になります。研究者としてコミュニティに貢献できること、誇らしく思います。

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