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自分でもどうしてかわからないけれど、どんな分量でもどんな内容でもプロフィールを書いて出すということをとてもつらく感じてしまう

忘れていたけれど明日から秋学期がはじまり、火曜の午前に聴講している授業があるのでおおよそ2ヶ月半の長い長い夏休みも終わり……

このまま東京にい続けると息が詰まりすぎてだめだと思ったので、昨日今日と海の近くに住む友人宅に遊びに行き、おいしいものとさまざまの海(穏やかな湾から外海、工場などのあるあたり、港などなど)によって回復……行き帰りの電車で文献読みも進んで次にするべきことが明確になり、夏休みの締めくくりとしてすばらしかったです

作詞においていくらかその傾向が見られたところにさらに"femin"-ism的な読み筋が濃厚に残されている発言の束がインタビューとして出てきた、ということにショックを受けているのだと思います

インタビューに対する引っかかりが大きくなりすぎて調子を崩してきたのである程度言語化しておくと、(尺や編集でカットされた部分などもあるでしょうが)ねむりさんにとって批判すべき「マッチョさ」が当該の音楽ジャンルの演奏や実践、バンド編成のどのようなところに現れているのか、ゆえにどのように抵抗が行われるべきか、といったことが書かれていないことや、「シスターズ」に入らないことが問題となる人のなかに「男性」が含まれないことなど、限られた尺の中で勢いで言い表されたことであるのかもしれないけれど、本質主義的な二項対立を強化しかねないような表現がいくつか含まれているように思い……これをいつどこでどのように指摘するのか/しないのかというところまで含めて揺れています……

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ナタリーの春ねむりさんのインタビューの話題と関連して、反-本質主義の立場からエクリチュール・フェミニン(および〜的なもの)について書かれたものをもっといろいろ読まねばなと思います(関心のうえでも研究のうえでも……)

今起こっている様々なこと、たとえばインボイス制度に関するあれこれが最悪だという認識はあるのですが、精神の崩壊でそれに対して言葉を発する余裕が無に……憤りはあるのですが……

いま慌ただしいかどうかではなく、原稿などの入り具合から年度末まで実質休みなしが決定しているし、締切や小屋入りのほかに一日かぎりの仕事がちょいちょいあるという事実に心が死んでしまう

慌ただしくなればなるほど注意欠陥がひどくなるので、とうとうairtagの導入に踏み切りました……

青本柚紀 さんがブースト

『トランスジェンダー入門』の刊行記念イベントとしてB&Bで行った、薬師さん(ReBit)との対談のレポートです。今回も周司あきらさんが書いてくださいました。新書のイベントのレポート。私たちが話していたことを綺麗にまとめてくださっていて、それは書いているのが他ならぬ周司さんだからなのですが、こうして記録が残るのは本当にありがたいです。
今回はわトランスジェンダーと発達障害という、もしかしたらあまり馴染みのない方も多いのかもしれない(しかしトランスの知り合いがある程度いるとすぐに認識することになる)話題についても、後半は話しました。怪しい(=様子が「普通」ではないように見えるだけの)人はすぐ通報すればいいという、SNSでなぜだか平気で乱発されている言葉の背景に隠れている、社会的排除を是認する発想や、その暴力性についても、末尾で少し触れています。(イベントの最後の最後に、どうしてもこれだけはと思って話しました)
shinsho-plus.shueisha.co.jp/ne

洗濯はあと、かわいいと欲望が先、で服を買っていたらまたドライクリーニングしかできない服を買ってしまった……

この論文はデータだけでなく収録されている本も持っているはず……と思ったらなかったし、本を探しているあいだに修論のときに参照した本を3冊持っていることが判明……

道徳的な好ましさとされるものとエンタメ的な好ましさとされるものがある程度独立した概念なのはそうですが、クィアな表象や攪乱の試みは道徳的な好ましさのほうに過剰に組み入れられていて、それは政治的な問題としてあると思います

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BT わたしもジェンダー・セクシュアリティに関する既存の規範を攪乱する作品を見ると、それが最高にスリリングだと思ってテンションが上がるのですが、前にクィアすることが最大の特徴のひとつであるような作家たちを扱った研究会のパネルで、クィア以外の「もっと普遍的な内容に関わった」特徴は?と聞かれてちょっと面食らったことがあります

今週末カルタイ行ければよかったのですが、論文投稿の締切が思ったより長かった結果妙に余裕をかましてしまい、結果的に自分の首を絞めてしまい、そして明日はまた別の学会へ……

あるあるだとは思うのですが、切り上げないといけない時間の直前になってようやくエンジンがあたたまってくる……

学会発表の論文化、やれば意外と楽しいのですがやる気………2年越しなのでさすがにこの夏の締切に間に合わせなければ……

このあたりのことについては、クィア理論に接続するよりも前の、大学に進学したばかりのときに、自分のセクシュアリティは「嗜好」として矮小化されるけれど、その動かしがたさや方向づけの強さはあきらかに「指向」とされるものと変わらない、という語りを人から聞いたことがずっと残っていますね……。

同性愛者から文脈が拡大していった現在のクィアという概念を、わたしはとくにジェンダー・セクシュアリティの領域において規範から排除・疎外される者たちの総称として理解しているし、たとえばAce/Aroのスペクトラムのなかにはそのように考えなければ覆い隠されてしまうものがあり、正直なところ、セクシュアリティを「指向」と「嗜好」に分けることがどれほど有効なのかは疑問に付されるべきだと思います。

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