“南部では、路上も国連が運営する学校も混み合っており、避難民は自分たちで落ち着き先を見つけなければならない状況だ。
イスラエルはガザへの水や燃料、食料の供給を遮断。病院は死傷者であふれ返っている。
保健当局による15日の発表では、負傷者は約9600人に上る。
イスラエルのイスラエル・カッツ(Israel Katz)エネルギー相は同日、ガザ南部への給水を再開したと発表。「これにより、南部への退避が進むだろう」と述べた。
しかし、ラファ(Rafah)をはじめ南部各地でもイスラエル軍による空爆が続いている。
停電によって、海水を利用した脱塩浄水場や食品用冷蔵庫、病院の保育器といった生命維持システムもダウンする恐れがある。
住民は、トイレやシャワーを使えず、洗濯などもほぼできない状態にあると証言する。
ラファで面識のない人の家に泊めてもらっているという避難民の一人は、「電気も水もなく、インターネットも使えない。人間性が失われていくようだ」と話した。”
→ガザ避難民、100万人超に 国連「未曽有の大惨事」 写真5枚 国際ニュース:AFPBB News