『赤と白とロイヤルブルー』(ケイシー・マクイストン著、林啓恵 訳)
アマプラで映画化した作品。
アメリカ大統領の息子とイギリス皇太子のカップリングなBL。二見書房刊行の海外BL。日本じゃまぁ書かれなさそう、とちょっと読むだけでわかる。
オバマの後に大統領になった母、というifから展開されるのだけれど、なかなか「こうだったらいいのにね!」と言いたくなるカミングアウトのエンディングまで、ロマンスと20代前半らしい文学的嫌味の応酬が、めちゃくちゃいいんですよね……。イギリス皇太子も、大統領の息子も、教養があってほしい。(オタクの願望)
イギリス皇太子が、「ハリポタのルーピンはゲイ」って熱弁してるの、あまりにオタクすぎて手を叩いてしまった。いいよね、夢見たいよね。
「ぼくたちがまもっているのはなんなんだ、フィリップ? どんなレガシー? それをいうなら、どんな一族だ? 殺人、強姦、略奪、植民地化。それを博物館で美化するのはまだしも、ゲイは許せないって? それはぼくたちの思う礼儀正しさじゃない。」
ここめちゃくちゃ好き、英皇太子弁。
フィクション・ノンフィクション限らず本を読んでいてめちゃくちゃ自分事のように感じられる話が出てきてしかもそれに対して著者が寄り添う姿勢を見せてくれている雰囲気の時って私は「わかるわかる〜!」って嬉しい気持ちになりがちなんだけど、しかし特に昔に出版されたものはその流れから「それはそれとして女は(我々男の一段下に位置する邪悪で哀れな卑しい)別の生き物であるからして」みたいなことがナチュラルに語られてたりするので梯子を外されたような惨めな気持ちになるんだけど、なる必要はない……悔い改めるべきはミソジニストどもの方…!!!という気持ちでキレてる
三谷幸喜が松本の復帰を待望し、「松本さんは怒っているだろう」と発言したことを知る。念のため繰り返すと、被害者ではなく、松本が、怒っていると発言したのだ。
三谷作品は昔から"ダメなおじさん"に一貫して甘く、一方で女性描写はずっと作家としての弱点だった。それは本人も自覚していて、だからこそ大河ドラマ『鎌倉殿の13人』を書いた時は積極的に女性スタッフの意見を求めてブラッシュアップしたと聞いている。結果、作品は好評を博し、女性描写も飛躍的に改善された。
ところが最新作『スオミの話をしよう』はギョッとするほど女性軽視で"ダメなおじさん"を甘やかしまくるものだった。結局この人はなにも反省しなかったし学ばなかったんだな、と思っていたら現実にこの発言。どうしようもないよ、まったく。
「うたわれるもの」最新作『うたわれるもの 白への道標』が発表。『ジャスミン』の開発再開も、2015年に製作中止となった作品
https://news.denfaminicogamer.jp/news/241109e
私は人間の顔の見分けが上手くつかないんだけど、顔をきちんと見ないでも一年とかかけてぼんやり流し見してれば特撮俳優の顔なんかはほんの少しだけわかるようになる時がある。
だからテレビやCMに沢山出てる有名人は真面目に見てなくても自然と「見たことのある顔」として記憶される。
そもそも実在人間の顔って情報量が多すぎて見ると具合が悪くなってくるからきちんと見られない→覚えられない→見分けがつかない だけかもしれない。
音としての声のほうがまだ顔よりかはわかる(※処理能力が低いので耳だけで聞く言葉の中身はよくわからない)
Twitterの呟き(18万件)これで全部消してみるぞい
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