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CBSテレビの日曜朝の番組で放映された10分くらいのガザの子供達についての特集。Gazaに援助のために派遣され、米国に戻った医師の証言が凄まじい。今までに見た凄惨な災害や9.11のような大惨事などで見た全てを掛け合わせたよりもガザの方が酷い惨状だと。

イスラエルのスナイパーがわざと子供らをターゲットに胸と頭を狙って射撃しており、殺されているのはほとんど子供たちという衝撃的な証言。

このビデオはその凄惨な内容ゆえに年齢制限があるので、Youtubeにログインしないと見れません。
youtube.com/watch?v=qqusa-96WL

アメリカの大統領がイスラエル政府に言いなりになったのは最近のことです。1980年代にはアメリカの大統領がやめろ、と言えば、イスラエルは戦争をやめていました。なので、イスラエル政府の米国世論操作の作戦の成功とアメリカ国内でのChrisitian Zionists の影響力が大きくなったことなどが、現在のだらしない状況の理由。

ただ、これは変わる可能性があります。テレビと新聞で育った40歳以上の米国人と、それより若い世代では、イスラエル観も異なりますし、何よりも40歳以下では白人の割合も半分ほど。色んな国から難民で来た人たちもおり、欧州でのユダヤ人迫害を理由に自国の暴力を正当化するイスラエルの理屈に違和感を持つ人たちの割合が高いです。この傾向が続くと米国人のイスラエル支持は弱まっていくのは必至。それゆえ、シオニストらの危機感は強く、今、死に物狂いで大学を「反ユダヤ主義に巣窟」と悪者にし、若年層がパレスチナ問題を学ばないように政治的圧力をかけているのが現状。

私みたいな民主党支持層に活気が戻ってきました!パレスチナの件で、どうしてもBidenが許せなかった有権者、もう覇気もなく、討論もできない高齢の大統領の再選キャンペーンに裏切らない気持ちが強まるばかりでしたが、生き返った気持ちがします。あとは11月まで、全力投球あるのみ!相変わらずニューヨークタイムズ紙の記事には呆れるものが多いけれど、他のメディアにどんどん面白い記事が出てきています。

ちなみにHarrisの夫はユダヤ系。夫の娘の1人は、UNWRAへの寄付金集めをしていたそう。🥰👍🥰👍 共和党から早速攻撃を受けてるけど、ユダヤ系だからとイスラエルの蛮行をなんでも許すのではなく、人権、人の尊厳、平和、正義を信じるユダヤ系アメリカ人も多い。民主党はそういう人たちと連帯する党であって欲しい。

theatlantic.com/politics/archi

さすがにそれはないと思いますが、水の供給を止め、薬や食糧も不十分。しかも病院や救急車を爆撃。疫病が蔓延するリスクについては数ヶ月前から警告されていました。政治家から、徴兵された18歳くらいの兵士ら、まだ子どもなのに救援物資を運ぶトラックを襲撃するティーンエージャーらが、パレスチナ人を本気で虫けら扱いにしていることに背筋が凍ります。怖しい政治体制だと思います。満州の日本軍をさらに酷くした感じ。

英語ですけれど、とっても興味深い記事。 Forensic Architecture というのがあって、紛争地域とかでの人権侵害やはり暴力を、科学的に検証して、なにがどう起こったのかを再現する専門家グループ。

彼らには珍しく、地質学的見地から、イスラエルによるGaza破壊の影響を検証。環境破壊の
長期的影響もわかる力作。これはまだ出版されてない本の書評。

web.archive.org/web/2024070416

米国って国は地理的に他国から攻撃を受けたことがないし、受けることもないと踏んでるから、中東やアジアで戦争して、「死者はどうでも良い人たち、儲けは米国の権力者ら」という構図が延々と続く。

間違いを訂正して、再掲です。あと、ユダヤ系米国人向けの読み物も政治色があり、Zionist系はGaza停戦=反ユダヤ、イスラエル政府批判=ユダヤ批判。お友達の発言はまさにそういう雑誌や新聞が反ユダヤ差別が急上昇、大学は反ユダヤ差別の巣窟だって書き立てているのがSNSで拡散され、影響を受けているんだと思います。私の仲良しがまさにそれ。
Progressiveなユダヤ系雑誌も最近でて来ており、Jewish Currents は非常に良い記事が多いです。Moral Panicという題の記事で、↑に説明したような煽りにのるな、と事実を指摘するものでした。

Anti-Defamation Leagueがユダヤ人差別のデータを作成してますが、Gaza停戦を求めるイベントは全て、反ユダヤ差別としてカウントしているので、反ユダヤ差別急増のように見えるようになってます。ADLもAIPACと繋がった組織です。

知り合いのJewishの若手研究者らによると、Zionismの内在する問題に気がついたのは大学生になってからだって言ってました。IfNotNowという若いProgressive American Jewsの新しい組織があるんですが、そのリーダーのSimone Zimmerman(ぐぐるといっぱい出てきます)も大学に行くまではバリバリのZionistだったと言ってるので、大学で目覚めるケースとIDFに志願兵として入って、その暴力に疑問をもって批判的になるパターンのようです。Zimmermanが登場するIsraelismというドキュメンタリーがまさにこのテーマ。だから、お嬢さんの年齢だとまだ話題に出て来ないと思います。

大学がyoung American Jewsを洗脳している、とZionist団体やイスラエル政府がリベラルな大学を総攻撃しているのもこれが理由だと思います。Gaza停戦や違法入植に反対する抗議運動の中心はみなユダヤ系ですから。イスラエル政府の意気がかかった組織とChristian ZionistsがProgressive Jewsをself-hating Jews, antisemitism だと糾弾する歪んだ現状です。

Jewish でも色々ですね。progressive なのに、(1)イスラエルに関しては違法入植も大量殺戮も全て正当化する人、(2)ハマスとイスラエルでは前者に非があると全てを10月7日のレンズでしか見ない人、(3)JudaismとZionismは別個のもので、これをわざと混同させるイスラエルは海外のユダヤ人を危険に晒すとイスラエルに批判的な人、(4) ethnic nationalism に反対し、旧パレスチナの地にいる人たち全員が同等の権利を持つone state solution を望む人とか。私は衝撃的なことに仲良しの一人が(1)と(2)の中間。一回もGazaの犠牲者らについて言及はなし。停戦を求める抗議運動も反ユダヤ差別という観点からしか見れず、大学でアラブ系学生らが差別されてもスルー。なので、(3)(4)タイプのユダヤ系友人らとのみ、やりとりしています。40歳のユダヤ系の同僚曰く、40歳以上の人はイスラエル=ユダヤ人って洗脳されてる人が多いけれど、40歳以下だとイスラエルに批判的なAmerican Jewsが増える、と。でも、転職できなくなると怖いから、イスラエル批判は信頼できる人たちだけとしかしないって。

欧州はウクライナとロシアに早く停戦させ、米国と一線引くべき。じゃないと米国に言われて、軍事への支出を捻出する為に緊縮財政を強いられ、国内政治の混乱がさらに深刻化する。欧州の民主主義も引っ張られて壊させる。日本も気をつけないと、軍備ばかりを買わされ、教育や社会保障費を削る羽目になります。

故チャルマース・ジョンソン教授(カリフォルニア州立大学バークレー校、後サンディエゴ校)は、保守的な軍人一家出身のアジア研究者で、日本の産業政策について有名な著書のある人です。もう60歳代後半か70代前半に初めて沖縄に行き、米国の外交・国防政策に対する立場を180度転換するほどのインパクトがあったようです。沖縄訪問後、Blow Backという本を書き、米国の支配に対して、テロという形での反旗が各地で起こるだろうと予言。その後9ー11事件が起きました。沖縄の状況が予想しなかったほど酷いと感じたのでしょう。米国支配を批判した後は、学界からは変人としてシャットアウトされてしまいました。米国の学界ってそういうところです。

英語ができる方にオススメします。2017年制作のイスラエル人監督によるドキュメンタリー。ユダヤ系イスラエル人によるパレスチナ自治区での暴力的な違法入植について。まさに狂信的なカルト集団で、かつてのイスラエル政府にテロリストとして認定されている人たちも。パレスチナ自治区の政治家の暗殺、イスラエルのラビン首相の暗殺にも関わってきた人たちへのインタビューもあります。このグループから、今2人ほどがイスラエル政府で要の大臣職。治安、財務と違法入植者にかかる権力を掌握。そういう政府だから、ジェノサイドも全く正当化。で、それを支援する欧米諸国。
QT: mastodon.social/@JapanProf/112
[参照]

Margarita Estévez-Abe  
An Israeli documentary, The Settlers (2017), is about #westbank. It weaves together historical footages and recent interviews of illegal settlers. ...

ガザにいる人たちのTikTokのビデオには絶えずドローンがブンブンと飛んでいる音が入っています。映像で絶え間なく監視し、イスラエル軍の砲撃で負傷した人たちを救助する人たちを狙い撃ちにするのに使われています。カーター元大統領がイスラエルは、アパルトヘイト時代の南アフリカよりも酷いと2006年にテレビインタビューで発言してたけれど、まさに。南アフリカというより、ナチスのドイツ。
QT: mastodon.social/@appassionato/
[参照]

earthling  
Israeli forces have reportedly used quadcopter drones to shoot and kill first responders who tried to help Palestinians wounded by Israeli missiles...

10月7日にハマスに殺害されたというイスラエルの1200人の被害者のうちかなりの人数が、イスラエル軍のハニバル命令(自国民が人質に取られるのを防ぐために殺害する軍司令)により砲火や銃撃で死亡しているとイスラエル紙Haaretzの軍関連の専門記者が幾つか署名記事をやっと書きました。フリーランスジャーナリストで10月から、同じ指摘をしている人がいたけれど、Haaretzの新しい記事は軍部内部のインタビューに基づくもの。早くから、生存者の証言で、自国軍の襲撃を受けたって言ってたけれど、まるこげになって家屋の数々はヘリコプターから砲火を浴びたと考えるのが妥当なのは明白。でもイスラエルは一切国連チームにより調査も拒絶し、自国軍が何人殺したかもわからないようにしてる。

ハマスをはじめ、戦闘部隊にはGazaの一般人を抑圧して来て、支持出来ないけれど、ハマスへの資金援助をすすめたのはネタニエフやイスラエル極右政治家ら(平和的解決のサボタージュが目的)。そのハマスの方がイスラエルよりも人質の扱いが良いという事からもイスラエルという国がどんな国であるかわかる。西岸でもGazaでもランダムに身柄拘束し、酷い拷問をしている。イスラエルを支持し続ける欧米諸国も所詮暴力で地球の資源を独占して来た国々。日本もこの類。

どこも怖い空気が流れ出してますね。米国でも政治家により反移民感情は煽られ、民主党のバイデンさえ、白人じゃない人たちがジェノサイドで虐殺されようが知らんぷり。アメリカ人って、大都会でなければ、道ですれ違ったら、おはようございます!とか挨拶するんですけど、最近、年配の白人ブルカラーの作業員服着てる人とかに無視されることが多くなり、いやーな予感しかありません。

保守派はメディアを脅し懐柔、極右や怪しげな団体票に頼って権力の座を守っているので、左派が出て来ないのは当たり前。自民党政権批判=左派として、TVジャーナリストや番組担当者がパージされたんですから。民主党がいよいよ政権を取れそうだとなってから自民党は手段を選ばずサボタージュしようとしました。2009政権交代後、余計にひどくなり、安倍政権誕生後は、メディアと官僚への締めつけが強化。左派と見做される学者はメディアにスルーされるし、政府からもマークされています。昔の自民党政権にあった余裕が全くなくなりました。

このレベルまで堕ちて、でまだ総選挙して国民の信を問わないのは異常ですね。大多数から不支持なのに、国民生活に影響ある政策をまだ担当し続けるのは国民に対する裏切り。

2000年代みたいに、連合トップが政権交代を後押ししていたような状態が続いていれば、連合総研がシンクタンクの役割を果たすようになれたと思います。でも、安倍自民党の締め付けがキツくなってから、やはり企業組合の連合体である弱みで、完全に保守化してしまいました。もう連合は政権交代を支援するような団体じゃいですから、連合総研も期待できません。「右」に立案能力があったかというより、右は与党と繋がっていたので、自分らに都合の良いことを政策化して貰えただけ。自民党は基本的に官僚に発注、官僚が、既得権益と自民党内意向と自分らの都合で政策立案しているだけ。

イスラエル人では、ジャーナリストのGideon Levy、歴史家のIlan Pappe, Avi Shlaimがオススメ。後者二人はイスラエルを出て、イギリスをベースにしてます。そのほか、イスラエル国内にも米国内にも平和の為の運動を続けるユダヤ人団体何複数あります。こういう人たちや団体がユダヤ人差別として攻撃されるのですから、ジョージオーウェルの『1984』の世界です。

この雑誌はユダヤ系米国人でシオニズムと一線を引いてる人たちが、ユダヤ系の人たち向けに出している雑誌です。Progressive な価値観の編集チームです。編集長Peter Beinartの論評もとても良いです。オンラインでも色んな記事が無料で読めます。

jewishcurrents.org/

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