国連人権理事会は、インターセックスの人々が直面する差別と闘うための画期的な決議を2024年4月に採択しました。性的特徴に関係なく、すべての人が平等に扱われる国際社会をつくるための一歩です。日本も決議案採択に賛成票を投じており、当然、日本はインターセックスの人々への差別を無くすための取り組みを国家レベルでやらないといけないのですが、見せかけではない行動をとれるとは信じ難い今の政治の惨状です…
https://www.thepinknews.com/2024/04/05/united-nation-intersex/
"In colonial countries, resisting colonialism is viewed as an act of terrorism."
(訳: 植民地にされた国々おいて、植民地主義に抵抗することはテロ行為だと見なされる。)
by Gaza Poets Society
https://twitter.com/poetsgaza/status/1774217051596300401?s=46&t=4tsZUPpZzK2N5GtXRmqOOw
台北駐日経済文化代表処から、日本語対応の義援金サイトが公開されました。
募金先は上記した衛生福利部が所管する「賑災基金會」と同様です。
私も少額ですが募金しました。加油!
公式アカウントによる投稿: https://twitter.com/taiwan_in_japan/status/1776117666534818055?s=46&t=4tsZUPpZzK2N5GtXRmqOOw
0403花蓮震災の衛生福利部義援金口座: https://www.roc-taiwan.org/Embassy_Error/error-vpn_data_url.html
LGBTQの子どもにとって家庭が安全な場所ではない場合が多いのは事実ですし、それは改善・対策されるべき重大な問題です。 しかし、わざわざ「人種・民族的マイノリティの子どもの家庭は安全なのに」と他のマイノリティを引き合いに出す必要はないです。実際は、いわゆるハーフ/ミックスを含む人種・民族的マイノリティの子どもにとっても、多くの場合、家庭は安全ではありません。 クィアの子どもが人生で最初に対峙することになるヘイターが親などの親族である場合が悲しいことに多いのと同じく、人種・民族的マイノリティの特にハーフ/ミックスの子どもが人生で最初に対峙することになるレイシストやヘイターもまた親などの親族である場合が非常に多いのです。 マイノリティAの問題の重大さ悲惨さを伝えるために、わざわざ他のマイノリティBの問題を引き合いに出して二つを比較し、「Bの状況はAよりマシ」という趣旨の発言をするのは、百害あって一利なしです。 困難な状況にある当事者が言ってしまうならまだ気持ちはわかりますが、非当事者のアライ(支援者)が言うのは最悪です。 性的マイノリティと人種・民族的マイノリティは、私自身どちらも当事者ですが、すでに様々な場面で連帯しています。無意味な対立軸を持ち込むのはやめてほしいです。
ー日本文化人類学会が1日、過去のアイヌ民族に関する研究について「真摯(しんし)に反省し、心から謝罪の意を表明する」と明記した声明を発表することが31日、分かった。北海道アイヌ協会によると、国内外の学会がアイヌ民族に謝罪するのは初めて。ー
日本国外では2021年、米国人類学会が自国の先住民族に謝罪している。日本は琉球民族に対しても速やかに遺骨の返還と謝罪をするべき。
武見厚生労働大臣が2022年に日本産婦人科医師連盟からパー券購入と寄付を受けていた件、最悪すぎる。
日本の主体的に避妊や中絶にアクセスしにくい構造は、産婦人科医と政治家が中絶利権を守るためだった。
武見氏は同年、議連の会長として緊急避妊薬のOTC化に慎重な対応を求める提言書を提出していた。
「わたくしの立場として薬局に置けるか広く調査検討していた。反対していたものではない」と回答しているが、緊急避妊薬OTC化を試験運用予定の薬局の異常な少なさ(全体の1%未満、最悪各都道府県に1件)から見てもやる気が全く無いことが分かる💢
女性だけでなく、妊娠する可能性のある(出生時女性と割り当てられた)トランス/ノンバイナリーの人々など多くの人生に関わる問題。今すぐ辞任してほしい。というか自民党解散しろ。
https://twitter.com/maiko_tajima/status/1770030665205198870?t=2KHm9CezL8TsfNPFItlnQg&s=19
https://variety.com/2024/film/news/jonathan-glazer-oscar-speech-zone-of-interest-open-letter-1235944880/
これはまたきついニュースが来ちゃったな…。先日のアカデミー賞で『関心領域』の監督が行ったスピーチに対し、反ユダヤ主義を煽るとかなんとか非難する公開書簡に著名な監督や脚本家、プロデューサー、俳優を含む450名ものユダヤ系クリエイターが署名。じっくり名前を見ていくと落ち込むなこれは。
450名というのは停戦を求める書簡に署名した人数より圧倒的に多く、批判内容もかなりえげつない。本当に異常だよ。
あんな控えめなスピーチにここまでの反応が起きてしまうとは、フリースピーチの国アメリカはどこへ。
私は日本の社会にずっと(覚えてる限り25年以上は)馴染めないし、居場所がなくてふらふらしてるし(家出してから引越し10回弱)、でもそんなウチを見て、日本よりも海外行った方が?とか、海外で結婚すれば良いじゃん?とアドバイスしてくれる"親切"が必要なわけでもなく…。ただ、これを伝えるとゲンナリした顔や、暗に我侭である指摘をされて、あんまり人に言わなくなったのだけど、本を読んだり勉強したり、人と話すことで、もしかしたら社会構造の話なのでは?って、少しずつ"なんとなく"を言葉にできるようになってきて良かったと思う。
トランスジェンダーの有名人として最近なにかと差別中傷を受けてきたディラン・マルバニー。国際女性デーを祝うコメントをするとまた反トランスから攻撃を受けていましたが、レディーガガがすかさず擁護。「これはバックラッシュ(反発)ではない。ヘイト(憎悪)です」とその深刻な問題を指摘し、「国際女性デーにすべての女性が団結することを願っています。すべての女性が平等に祝われるその日まで…」とコメントを続けました。 #LGBTQ
https://www.themarysue.com/lady-gaga-defends-dylan-mulvaney-after-transphobic-attacks-on-social-media/
昨日のアカデミー賞で起きた、白人受賞者がアジア人プレゼンターを無視した2つの事件(RDJがキー・ホイ・クァンを無視/エマ・ストーンがミシェル・ヨーを無視?)については、
①あれが差別の場合: まずなにより被害者がいるため大問題。式自体と主催もハラスメントや差別が起きた際に対応できる体制になっておらず問題。
②あれが差別でない場合: 本人たちがそれで良いと納得している演出でも、(本来なら称賛されるべき役職にも関わらず)アジア人が「添え物」にされている様を世界中に発信してしまったことが大問題。映画賞の演出としても失敗。
なので、あの場面について「差別じゃないですよ」という弁明が流れてくるだろうけど、どちらにせよあの場面が「差別表象」として働いたことは事実。悪意がなくても世界中に向けてアジア人に対する「差別表象」が発信されてしまった。
一晩経って火消し(先ほどミシェル・ヨーが「エマの親友と一緒にトロフィーを渡せて嬉しい」と投稿していた)が始まり、これから「差別じゃないと判明したのに怒るな/本人たちが納得してるのに怒るな」と批判者を黙らせる動きもあるだろうが、あの場面を観せられたAsians含むPOCは引き続きあの場面(授賞式)に抗議していいと思うし、抗議すべきだとも思う。
アカデミー賞2024がバックラッシュすぎて怖い
今年は例年と違い、俳優部門は5人のプレゼンターがそれぞれにノミネート俳優を紹介する形式だった。
興行としてのアカデミー賞は視聴率低下に悩んでおり、プレゼンターが増えれば出演するセレブが増えて視聴率も上がるという単純な期待だったのかもしれないが、これが最悪な効果をもたらしてしまった。白人がいかにナチュラルにアジア人を軽視するのか、映画界最大級の祭典で露骨に表れてしまったのだ。
本来なら昨年旋風を巻き起こしたエブエブのアジア系俳優が、著名な白人俳優にトロフィーを渡す象徴的な場面になるはずだった。ところが受賞者が本当にナチュラルに、トロフィーを持っているアジア系を無視/軽視して顔なじみの白人とキャッキャするのである。ああ、去年の受賞は本当に大変なことだったのだと実感する。こんなの実感したくなかったよ。
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