高校生に「しょうがない」と言わせる、この国っていったいなんなん。本当に申し訳ない
韓国語校歌への批判に「しょうがないなと思っている」と京都国際・藤本主将 「小牧監督や応援してくれた方々に、勝つことが感謝の気持ち」/野球/デイリースポーツ online: https://www.daily.co.jp/baseball/2024/08/23/0018038578.shtml
今通ってる学校は日本語教室があって入学式では親御さんのための通訳の方がいて、小中よりも海外ルーツの子たちの割合が増えた。それにうちの子も含めて不登校児童のケアも手厚いからここに通えてよかったなって思ってる。この間の保護者会で海外ルーツのお母さんも同じこと言ってた。「この学校に通うようになってから子どもが変わりました」って。うまく言えないんだけど、うちの子にもその子にも同じくらい開けた未来があってほしい、片方だけが日本国籍を有することで恩恵を受けることが私はものすごく嫌だ。
私はこの夏テレビを全く見ていなくて、京都国際高校が甲子園で優勝したニュースはネットで読んだだけなんですが、既にレイシストが糞みたいな言いがかりをつけていることを知って高校生なんてまだ子どもなのになんでそんなことが言えるの、という気持ちとそういう言動を平気でする「日本人」に対する悔しさと憤りを全然うまく言葉にできなくてさらに悔しい。
うちの子小学校から高校までずっと公立で、クラスの何割かは日本以外のルーツを持つ子、もしくは両親のどちらかが海外ルーツの子なんですが、本当に普通に仲良くしてきた子たちが分断されてしまうのめちゃくちゃ嫌だよ、親御さんたちとだって保護者会で仲良くおしゃべりしたりするしさ。ちょっと思い出してみても多分10か国以上の子どもたちと一緒に授業受けてるはず。もうすでにそういう世の中になっているのにルーツによって差別を受けたり、子どもたちの選びたい道や日本にいる人の生活が鎖されるのは本当にどうにかしたい。で、それをするのが政治だろという怒りも当然ある。でも多分わからないよね、所謂エリート家庭に生まれて金銭的に恵まれてたら私立のエスカレーター式の学校とか選ぶだろうしそのまま政治家にでもなったらずーっと「日本人」しかいない場所で生きることになるわけだ。
映画と読書と漫ろ歩きを愛する氷河期世代