新川和江さん死去 95歳、代表的詩人の一人「わたしを束ねないで」:朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/ASS8N1DDHS8NUCVL008M.html
「90年代後半から00年代まで、日本の西洋思想史・文化史研究では、「ホロコースト」や「ユダヤ人迫害」が極めて盛んに議論された。往々に「倫理主義」的なその議論に対して、個人的には、それがイスラエル支持と暗黙のうちに結びついていること(あるいは日本では論者がそのことに往々無自覚であること)に強い疑念を抱いてきた。」byスパルタカス教授
またまた東大の先生が「歴史の捏造」をしている。ここでのホロコーストの「倫理主義的」な議論とは「ショアー」の日本への導入に尽力された高橋哲哉さんや鵜飼哲さんのことを指す。
当時私はお二人としばしばお会いしていたが、「パレスティナ問題に無自覚であった」などとはあり得ないと断言・証言できる。このスパルタカス君の口吻は「高橋さんはユダヤ野郎ですよ!」と叫んでいた東浩紀と全く同じ。そしてこの二人を裏で操っていたのが浅田彰である。
さらに言うと高橋さんが編集委員として関わった『前夜』では日本の植民地責任とともにパレスティナ問題が大きな柱として扱われていた。日本ではあまり見る機会はない「ルート181」がー監督二人の来日とともにー上演されたのはその象徴。
なりより問題なのは、スパルタカス君、東、浅田のこの3人、朝鮮・台湾・沖縄への植民地責任に全く無自覚なこと。
まーたこんな事がでてきたぞ!
パーティー券、収容1000人なのに7601人分 自民党県連2022年 7倍の過大販売 #47NEWS https://www.47news.jp/11365470.html
地元の地区センターに行ったら、高校生の描いた「原爆の絵」展をやっていたので観てきた。
広島県立基町高校創造表現コースの生徒たちと被爆体験証言者が共同して、証言者の記憶に残る被爆時の光景を絵に描き、当時の状況を伝える「原爆の絵」
2007年から始まってこれまでに191点の作品が完成しているという。
https://hpmmuseum.jp/modules/info/index.php?action=PageView&page_id=184
戦後79年、被爆者が高齢化する中、被爆の実相を後世に語り継ぐための絵画、その絵を描く高校生たちは証言を引き継ぐ語り部だと思った。
何度も話を聞き、被爆者が体験したこと、見たことを描き出す作業はとても辛かったと思う。
それだけリアルな絵画だった。
広島選挙区の岸田首相は核兵器禁止条約に否定的でオブザーバーすら拒否している。
高校生たちが描いた191点を見てほしい。
(寄稿)日常から消えた、あの戦争 小説家・柚木麻子
https://www.asahi.com/articles/DA3S16014910.html
今朝の朝刊紙面の寄稿よかった👍
柚木先生は《今回のコラムは、終戦の日にちなんで、生活の場面から小さな抵抗で戦争を回避していくような内容を、と依頼されていた。単純に言うと、ぼんやり生きていたらダメ、毎日自分から学んであらがわないと、戦争が始まってしまいますよ、ということだろう。》と書いており、朝日側から戦争回避の自助努力を促す内容を求められたらしい。でも、《高い理想を読者に提言するのであれば、まず変わるべきはメディアなのではないか。》《ドイツのように、自国の加害行為や侵略をありのままに伝えるコンテンツがもっとあっていいのではないか。》そうすればみんなが政治にコミットしやすくなるのでは、と書いておられる。
ドイツのベルリン国立美術館では政府の命令により、ギュスターヴ・クールベ「波」、カスパー・ダーヴィト・フリードリヒ「海辺の修道士」、カール・ブレッヒェン「カプリ島の漁師」など数百点が含む、川や海を描いたすべての美術作品を展示から撤去したと…。
博物館の発表によれば、この措置は【川から海まで、パレスチナは自由になる】というスローガンをうっかりほのめかす可能性のある状況】を作り出すことを防ぐことが目的だというからなんとも…。
https://hyperallergic.com/881440/berlin-museum-removes-all-artwork-depicting-rivers-or-seas/
映画と読書と漫ろ歩きを愛する氷河期世代