同じく公務員のトピックなのにマストドンで桐生市の記事を全然見ない。朝日新聞で全6回の渾身の連載やってるのに。生活保護の問題を20年追い続けてる記者が書いてるのに。桐生市の職員は職権を利用して、それこそ苛烈なパワハラで市民を殺そうとしてきた(としか思えない)のに。犠牲になった市民がどれほどいるか分からないのに。
有料記事だから仕方ないのかもしれないけど、東京新聞だって無料記事でずっと書いてきてたよ。小林美穂子さんも支援の傍らマガジン9で記事を書いてるよ。
兵庫の件を受けて「市民は公務員を守れ」という声を上げるのは間違いではもちろんない。でも、公務員に関する話題がそればっかりなのが私にはしんどい。それはそれ、これはこれ、というのは分かってるけど。
https://www.asahi.com/articles/ASSCG24XZSCGUTFL00ZM.html?comment_id=29915
『東京入管の収容者が、2週間もの間、行方不明!
処遇部門は、実の父親にすら、本人の居場所を教えない。
二週間前に噂が出た自殺未遂者と同一人物の可能性が高い。どこかの病院にいるはずだが、本人が電話もかけられない状態ということ。
事実上、日本政府による強制失踪だ!
怒りをもって抗議する!』
『これ信じられないのですが。宮古島の自衛隊配備地域に学術調査としてポスティングされていたという。右翼の誘導的プロパガンダかと思ったら科研費によって大学の倫理審査を通った「調査」と。こんな極めてセンシティブな主題で、無造作に文書をポスティングし、住民の不安を煽り、政治誘導の機能さえ。』
これはほんとうに酷い。
東京科学大学ならびに早稲田大学に、「研究」機関を語る資格はない。めちゃくちゃだ。
「現代美術家」の村上隆が川口のクルド人に対する「紛う事なき」ヘイト・スピーチを行っているとのこと。
村上隆は1963年生、私にとっては「現代美術」における東浩紀のようなもので、元来全く評価できない男であり、ここでも繰り返し批判している日本の男中心のサブカルチャーの「反PC」の一翼を担っていると見做していたので、その意味では驚きはない。
80年代消費社会+ポストモダニズムの観点から言えば、村上隆は1993年に「美術における『意味の無意味の意味』をめぐって」なるものによって、「芸大日本画科で初めての博士号取得者となった」らしいが、これは「いかにも」である。
これは芸大日本画家の先生達には訳の分からぬ「現代思想ジャーゴン」をそれこそ「無意味」に並べ立てただけだろう。
しかし、村上隆は元来「論外」なのだが、サブカルだけでなく、日本の「アート」一般の低迷は眼を覆うばかりである。
元来「アート」は権力の周辺で批判的ポテンシャルを爆発させたものだが、これも80年代消費社会の中で完全に体制化された。
特に「アヴァンギャルド」を自称していた空間にそれが該当する。これはある程度世界的に該当する傾向であり、歴史家ホブズボームが『20世紀の歴史』の中で「アヴァンギャルド死す」の章を設けた所以である。
非常体制だね。
県知事選、市長会有志22人が異例の稲村氏支持表明 「誹謗中傷や誤解広がり懸念」緊急的な対応強調 https://www.kobe-np.co.jp/news/society/202411/0018339390.shtml @kobeshinbunより
「17日投開票の兵庫県知事選について、県内29市長でつくる市長会の有志22人が14日、無所属で立候補している前尼崎市長の稲村和美氏(52)を支持すると表明した。表明を呼びかけた蓬莱務・小野市長ら7人が同日、神戸市内で会見した。知事選の最中に複数の県内市長が特定の立候補者を支持する意向を表明するのは極めて異例。
市長会長の酒井隆明・丹波篠山市長は「県政の混乱がこれ以上続くのは許されない」とし、蓬莱市長は「今回の選挙ではデマが飛び交っており、県民の誤解を招くことがあってはならない」と語った。各市の社会課題の解消には県との連携が欠かせないとし、市長経験のある稲村氏に県政の立て直しを期待するとしている。
BT自分の発言や政治的態度について多少思い悩むぐらいの良識すら村上隆には望めないのか。対照的な存在として、(あんまり関係ないけど、海外で“ウケる”芸術家という連想で)山口晃を思い出した。リンクは東京オリンピック・パラリンピック関連の仕事を受けた時の経緯や胸の内を漫画日記のようにまとめた作品。見方によっては、ただの長い言い訳だけど、言い訳するにも内省的な視点が必要になる。
図書館に行ったら『子どもの権利条約写真展』を今年もやっており、写真に寄せられた子どもの権利条約の条文を見るたびに現実の至らなさを考えてしまう。
【以下画像内容】
張り紙に以下の内容のことが書いてあり、シールを貼って、『守られていない』『もっと知って欲しい』と思うものを選べるアンケートになっている。
子どもの権利条約の4つの原則
子どもの権利条約には、すべての条文にかかわる大事な原則があります。 あなたのまわりで「守られていない」と思うものや「もっと知ってほしい」と思うものを選んでシールを貼ってください。
①差別が禁止されていること
「子どもは、どんな理由があっても差別されるこ となく、条約が決めたすべての権利が保障され ます(第2条)
②子どもにとってもっとも良いこと
「国やおとなが子どもにかかわることをするとき は、「荷がもっとも子どもにとって良いか」を 最優先に考える(第3条)
③命を守られ成長できること
すべての子どものが大切に守られ、生まれ持 った能力を十分に伸ばして成長できるよう医療 や教育、生活の支援などを受けることが保細される。
④意見を表明し参加できること
子どもは自分にかかわることについて、自由に意見を表すことができる。おとなは、その意見を子どもの発達におうじてよく考えなくてはい けない(第12条)