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バラージュ・ベーラの『ほんとうの空色』はこれまで3種類の邦訳が出ているそうで、このうち1971年に講談社から出版された版のみ、登場人物の名前がドイツ風になっている。
ハンガリー人の名前が日本人には耳慣れないので、ドイツ語訳の名前を使ったとのこと。
フェルコー(フェレンツ)がフランツル、カリ(カーロイ)がカールになるのは自然だけど、ジュジ(ジュジャンナ)がグレーテというまったく別の名前に変わっているのはどういう理由からなんだろう? とても興味深い。

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