〈つまり、人に使用される場合は言われたことにそって計算すればよいが、自分で仕事をするときには概算で検討をつけることが大切になる。だから3.14と3では「質が違う」のである。
せっかくゆとりの教育で「自分で考えられる人」を作ろうとしているのに、召使の勉強から離れたくないというのであるから実に馬鹿らしい。これでは日本は自立できないのだ。〉
武田教授が痛感。“大失敗”ゆとり教育の犠牲となった若者の思考停止 - まぐまぐニュース!
https://www.mag2.com/p/news/501218
ただ、「ゆとり教育」が始まったとき、余裕のある家庭は子どもを塾に通わせたり、家庭教師をつけたりして、教育格差が広がったんだよね……。
旧世代が必ず抵抗するし、「教育改革」って難しいね……。
私はニュージーランド式の教育の方が良いと思います。
https://fedibird.com/@2d3m13/111939486118498563 [参照]
勉強が不得意な人を蔑むような社会も嫌なんだよね……。
国民民主党は嫌いだが、玉木氏の言う「中卒や高卒でも安心して暮らしていけるような社会」というのは、それはそれで大切だと思う。
でも、それが「大学になど行かなくていい」という世論を醸成するような働きをもつなら問題で、「希望する誰もが大学に行けて、何度でも学び直せる」という環境とセットであって欲しい。
日本は高校までは従順が求められ、批判精神を育てる教育をしない。大学になって、その精神に初めて触れる人が多い。いまの日本の教育では、高校までだと明らかに不十分だと思う。
高校までに批判精神と自分で生涯学び続けられる力を育てるような教育が望まれるよね……。
麻生太郎というと、漫画ばかり読んでいるイメージだったが、ウェンディ・ブラウン著/河野真太郎訳『新自由主義の廃墟で 真実の終わりと民主主義の未来』(人文書院、2022)でハイエクの思想に触れて、麻生氏は結構ハイエクに影響されたタイプなのではないかと思った。「自由」の考え方が似ている(というか、いまの「自由民主党」の「自由」とはハイエクの言うそれに近いのでは、と)
俳人・岡田一実。俳句とか考えごととか。美味しかった話とか、読んだ本の記録とか、香水(主に量り売り)とか、旅のこととかいろいろ揺らぎつつ。幻聴があり、人生はだいたい徐行。リブ返しはちょっと苦手。体調によっては返せません。
HAIKU,for its own sake. she/they
句集に『境界ーborderー』(2014)、『新装丁版 小鳥』(2015)、『記憶における沼とその他の在処』(2018) 、『光聴』(2021)、『醒睡』(2024)。単著に『篠原梵の百句』(2024)。