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「リベラル批判」って、「ケアの倫理」からもされているのだけど、ロールズの読み込みの精度が極めて高いんですよね……。「ケア」の「正義性」については、かなり突き詰めて考えられている。

そこに、こんなとんちんかんなこと言われても、「……え?何??どっから??」という気持ちになります。

全ての人に「勉強せよ!」みたいな酷なことは言いませんが、せめてもの書きや新聞社くらいは人文学知を蔑ろにしないで欲しいです……。

「ケアの倫理」からの「リベラル批判」は岡野八代『フェミニズムの政治学―― ケアの倫理をグローバル社会へ』(みすず書房、2012)がオススメ。岡野八代は、今年出た新書よりこちらの方が読みやすいと思います(と言っても、結構ハードですが)

岡野八代『フェミニズムの政治学―― ケアの倫理をグローバル社会へ』(みすず書房、2012)にある「修繕的正義」という概念、私自身の人生が変わってしまったくらい好きな考え方なので、多くの方に読んで頂けるといいなと思います。

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