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案の定昨夜のゴッキー誤食事件を引き摺っていて、食事のたびシリアルには「穀物に紛れていないか」と、パンには「生地に練り込まれていないか」と疑心暗鬼を生ずるありさまである。相変わらず突発的に食感を思いだしてギャースになったり。まあ、人生色々なことがあるものだ。強く生きよう。

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湿気が強すぎるせいか空気に酸味がある。如何にも梅雨らしい陽気。

読書備忘録『21世紀の世界文学30冊を読む』 

*新潮社(2012)
*都甲幸治(著)
アメリカ文学研究者で数多の翻訳を手がけるほか、何冊も文学ガイドブックを出版するなど現代の世界文学を伝える文学紹介者としても活躍する著者。本書ではアメリカ合衆国に関連する小説を軽妙洒脱に語る。アメリカばかりなのに世界文学といえるのかという疑問の声はありそうだが、特定の国の文学に分類するのは案外難しい。亡命する人。母国語ではない言語で執筆する人。帰化する人。他国の文化を書き続ける人。複雑な事情が絡み合い、特定の国にわけるのが困難な人はたくさんいるのだ。移民の国であるアメリカの作家を見てもそうした複雑な内情は多数見られる。例えばジュノ・ディアス氏はドミニカ共和国からの移民で、ラテンアメリカ文学とアメリカ青春小説と日本のオタク文化をスペイン語と英語の混淆文で執筆した『オスカー・ワオ』でピューリッツァー賞を受賞した経歴の持ち主でもはや何文学なのかわからない。このようにアメリカとの関係が深く、それでいて英語圏自体を多面的に捉える作品・作者を取りあげる本書は、固定観念を刺激し、視野を広げてくれる秀逸な案内書だ。

予約受付中です、よろしくお願いいたします。

後宮の花は偽りを紡ぐ (双葉文庫) 天城 智尋 amazon.co.jp/dp/4575524840/ref @amazonJPより

【お知らせ】
hontoさまのブックツリーに記事が掲載されました。今回は近現代のフランス文学を取りあげております。旺盛な芸術運動の賜物である多種多様な名作。おすすめです。

多彩な芸術運動に育まれた物語の世界。近代以降のフランス文学を読む

honto.jp/booktree/detail_00014

【お知らせ】 本日『転生したら乙女ゲーの世界?いえ、魔術を極めるのに忙しいのでそういうのは結構です。』コミカライズ
🎀 20話-①が更新されました🎀

そして期間限定で1~7話まで読むことができます✨どうぞよろしくお願いいたします<(_ _*)>

🌈 ComicWalker
comic-walker.com/contents/deta

🌈 ニコニコ静画
seiga.nicovideo.jp/comic/43714

#最新話 #最新話更新 #銀髪幼女 #乙女ゲー

【お知らせ】
hontoさまのブックツリーに記事が掲載されました。今回は近現代のフランス文学を取りあげております。旺盛な芸術運動の賜物である多種多様な名作。おすすめです。

多彩な芸術運動に育まれた物語の世界。近代以降のフランス文学を読む

honto.jp/booktree/detail_00014

7/1に通算7冊目の単行本『えっちな妹とちびっ娘ハーレム』が
ティーアイネット様から発行されました!(創田ぐみ名義)
妹とそのお友達たちとHしまくり&処女貰いまくりの1冊となりました。
よろしくお願いいたしますー!

公式サイト→web.mujin-ti.net/comics/833
(1話丸ごと試し読みできます)

5月作戦で500位以内に入り、試製61cm六連装(酸素)魚雷とSB2C-3をいただいた。先日のイベントで魚雷の重要性を再認識したのでありがたい。余談ながら最初魚雷だけ配布されて焦った。原因は装備品の空きが1個しかなかったためで、廃棄したら無事追加された。相変わらず注意不足な提督である。

クトゥルー神話における重要作品「墳丘(墳丘の怪)」をもとに、メキシコ革命時代をモデルとした、カルトと奇跡と銃と地球からもたらされた技術の入り乱れる、新たな神話小説です。

拷問人の息子 (インゲン書房) 松代守弘 amazon.co.jp/dp/B08D388NMS/

お気に入りリストに満員御礼の垂れ幕がおりてから幾星霜。今も宇宙のごとく膨張を続けている。でも台所事情が許してくれないという悲しい現実が立ちはだかっている。誰か私に本をプレゼントして。。。

めも。閻連科『心経』(河出書房新社/飯塚容=訳)2021年7月19日発売予定。五大宗教研修センターで学ぶ若い尼僧の物語で、老子や菩薩も登場するという意味深長な概要に惹き付けられる。閻連科氏の宗教小説である時点でただならぬ気配を感じる。
note.com/komugiteki/n/n70a51e2

年に1度の健康診断 | うたはね #pixiv pixiv.net/artworks/90825983 【R18注意】Pixivの高画質版はこちらからどうぞ!

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この頃はアナウンサーも独壇場(どくだんじょう)という言葉を使うのか。まあ本来の名詞である独擅場(どくせんじょう)より独壇場の方が一人舞台を表す表現に適している気はするし、時代の流れと見て受け入れるべきなのかな。とはいえ複雑な気持ちではある。

読書備忘録『叫び声』 

*講談社文芸文庫(1990)
*大江健三郎(著)
本作品を発表したのは二七歳の頃。しかし社会に蔓延する閉塞感に焦燥と苛立ちを募らせる若者たちの、括弧で括らざるを得ない記号的で特異な人物造形と不器用な真情の発露には大江文学の礎を見ることができる。物語は「僕」の回想録という形式であり、ヨットでの大航海を夢見て仲間たちと「ジャギュア」を乗りまわす青春を謳歌していた時期と、その「黄金の青春の時」が終焉を迎えるまでの日常を綴っていく。「僕」は梅毒恐怖症の治療過程でスラヴ系アメリカ人のダリウス・セルベゾフの知遇を得ると、黒人と日系移民の混血児で「人種上の虎」を自称する虎、在日朝鮮人と日本人の混血児である呉鷹男を含む四人での共同生活を始めた。仲間はそれぞれ胸の内に「叫び声」を抱えている。不遇な出自と境遇が足枷となり、帰属意識を獲得できない「僕」たちの希望はダリウス・セルベゾフのヨット建造計画に向けられていた。それはアフリカの大地を夢想する虎に触発された全員の共通認識だった。そうして建造中のヨットは「友人たち(レ・ザミ)号」と名付けられ、彼らの青春の象徴とともに退廃の象徴となる。

『明治深刻悲惨小説集』を読んでいるのだが、見事なまでに悲惨な短編小説で構成されている。でも面白い。近現代文学の黎明期である明治大正期には、その時期だからこそ書き得る表現が存在したのだと改めて実感している。後日読書備忘録に追加する。

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